かゆくなってしまった場合の対処法

酢で洗い流す

山芋を触ってかゆくなってしまったら、かゆい部分に酢をつけてよくこすり、水で洗い流しましょう。かゆみの原因となるシュウ酸カルシウムは酸で分解される特徴があるので、この方法でかゆみがおさまります。

湯で洗い流す

かゆみの原因であるシュウ酸カルシウムは熱に弱い性質もあります。そのため、かゆい部分を40度前後の湯につけてこすり洗いすることでかゆみがおさまりますよ。即効性があるので、かゆくてたまらなくなってしまったら、まずはかゆい部分を湯につける方法がおすすめです。

山芋を上手にすりおろすコツ

持ち手の部分は皮を残す

山芋をすりおろすときは、持ち手となる部分の皮は残した状態ですりおろしましょう。かゆみを抑えるだけでなく、滑り防止にもなりすりおろしやすくなりますよ。

おろし金は固定しておく

山芋はとても滑りやすいので、おろし金をしっかりと固定しておきましょう。おろし金を手でギュッと押さえて、山芋はおろし金に対して垂直に当てると滑りにくく、きれいにすりおろすことができます。

円を描くようにやさしくすりおろす

山芋はとにかくヌルヌルして滑りやすいので、力を入れずにやさしくすりおろしてください。力いっぱい押し込むようにすりおろすと、滑りやすいだけでなく山芋のかけらが入って口当たりも悪くなります。山芋は円を描くように動かし、やさしくすりおろしてくださいね。

もうかゆくない!気軽に山芋を調理しよう

山芋はかゆいのが嫌!と感じている方も多いかもしれません。しかし実はちょっとした工夫でかゆみを軽減させることができ、快適に調理できますよ。山芋を調理するときは、かゆみ対策をして、とろろや和え物、天ぷらなどいろいろな料理でおいしく活用してくださいね。

【参考文献】
(2022/01/26参照)

編集部のおすすめ