ライター : 馬原 香織

料理家/料理教室主宰/調理師

「家族が喜ぶ、何度も使えるレシピ」をコンセプトにした料理教室を中心に、レシピ開発や料理ライターとして活動中。毎日の食卓が少しでも美味しく、楽しくなるようお手伝いしたいと思っ…もっとみる

山芋で手がかゆくなる原因は?

Photo by 田上大輝

山芋のかゆみの原因は、皮付近に多く含まれるシュウ酸カルシウムの結晶です。シュウ酸カルシウムは針のような形をしていて、束状につながっています。山芋をすりおろしたり皮をむいたりすると、シュウ酸カルシウムの結晶がバラバラになり、皮膚につきささることでかゆみを感じます。

アレルギー症状と似ていますが、かゆみだけを感じるのであればアレルギーではありません。誰でもかゆみを感じる可能性があります。(※1)

かゆみの症状を事前に防ぐ方法

山芋を酢水に浸す

Photo by 田上大輝

かゆみの原因となるシュウ酸カルシウムは、酸と結合して分解され溶ける性質があります。そのため、皮をむいた山芋を酢やレモン果汁に浸しておくと、かゆみが抑えられ調理しやすくなりますよ。浸す時間は10分ほどでOKです。(※1,2)

山芋に触る前に手を酢につける

かゆみを感じる前に、手に酢をつけておきましょう。かゆみを感じてからでもよいですが、山芋を触る前に手に酢をつけておくことで、山芋を触って感じるかゆみの防ぎます。

山芋の中心部を使う

Photo by macaroni

かゆみの原因となるシュウ酸カルシウムは皮付近に多く含まれるので、山芋の中心分を使うことでかゆみを感じにくくなります。下準備の際、皮を厚めにむくことで食べるときのかゆみは抑えられますが、皮をむくときに皮付近に触れるとかゆみを感じるので注意してくださいね。(※1)

山芋を冷凍する

かゆみの原因であるシュウ酸ナトリウムは、冷凍すると針状の部分がポキポキ折れて皮膚に刺さりにくくなります。そのため山芋を冷凍のまますりおろせば、かゆみを感じにくくなります。(※1)

フードプロセッサーを使用する

山芋でとろろを作るときは、フードプロセッサーを活用する方法もあります。手ですりおろさなくてよいので、かゆみを感じることなくとろろが作れますよ。かくはんを少なめにすると、シャリっとした食感も楽しめます。フードプロセッサーによっては山芋はNGの場合もあるので、取り扱い説明書を確認してくださいね。
この記事に関するキーワード

編集部のおすすめ