目次
小見出しも全て表示
閉じる
野菜の管理方法に気をつける
「いくらキレイに収納しても、食材自体の管理が間違っていたらもったいないですよね。たとえば、大根やにんじんなど水分の多い野菜は、切り口から傷んだりカビが生えたりしやすいので、切り口をキッチンペーパーでくるんでからポリ袋に入れると長持ちします。
冬が旬の白菜は、茎のほうを下にして、立てて保存するのがベストですが、スペース的に縦に収納できない場合は、カットされた面を下にして横向きに入れましょう」
冬が旬の白菜は、茎のほうを下にして、立てて保存するのがベストですが、スペース的に縦に収納できない場合は、カットされた面を下にして横向きに入れましょう」
空いたスペースには米や調味料のボトルを入れる
「野菜室で保存できるのは、野菜や果物だけではありません。空いたスペースで、冷蔵保存で長持ちする米や、調味料のボトルなどを立てて収納することができます。
米を常温で保存すると、精米してから2~3週間で味が落ちてしまいますが、野菜室に入れておけば、2カ月はおいしさを保てますよ」
米を常温で保存すると、精米してから2~3週間で味が落ちてしまいますが、野菜室に入れておけば、2カ月はおいしさを保てますよ」
冷凍室の収納術
用途にあわせて上段と下段を使い分ける
「冷凍室も野菜室と同様、上段と下段をうまく使い分けて収納するのがコツ。上段には、薬味や小さな調味料などこまごましたものや、カップアイス、冷凍ごはんなど家族がよく食べるものを入れます。上から見たとき、何がどこに入っているかわかるように並べてください。
下段は、食材を立てて保存すると見やすく、取り出しやすくなり、使い忘れを予防できます。冷凍室は7割以上の収納量を目指しましょう。食材をぎっしり詰めることで冷気が逃げにくくなります」
下段は、食材を立てて保存すると見やすく、取り出しやすくなり、使い忘れを予防できます。冷凍室は7割以上の収納量を目指しましょう。食材をぎっしり詰めることで冷気が逃げにくくなります」
ブックスタンドで食材を立てる
「食材を立てて収納しても、取り出す際にごちゃごちゃになったり、倒れたりしてストレスになることも。冷凍食品や保存袋に入れた食材は、ブックエンドを活用して収納しましょう。食材の出し入れがラクになりますよ。
ちなみに、冷凍室の下にアルミシートを敷いておくと、掃除の手間が省けます。アルミシートなら、汚れても取り出して拭くだけとお手入れが簡単。繰り返し使えるのもポイントです」
ちなみに、冷凍室の下にアルミシートを敷いておくと、掃除の手間が省けます。アルミシートなら、汚れても取り出して拭くだけとお手入れが簡単。繰り返し使えるのもポイントです」
使いかけ食材はダブル保存をする
「ラップだけで食品を冷凍すると、密閉がしにくく、食材が乾燥したり、食べ物のカスや汁で庫内が汚れたりすることがあります。
開封した冷凍食品の袋や使いかけの食材は、一度ラップで包んでから、チャック付き保存袋に入れ、ダブル保存するのがおすすめです。この方法なら食材がこぼれず、冷凍室を清潔に保てますよ。見た目も統一感がでてスッキリ見えます」
開封した冷凍食品の袋や使いかけの食材は、一度ラップで包んでから、チャック付き保存袋に入れ、ダブル保存するのがおすすめです。この方法なら食材がこぼれず、冷凍室を清潔に保てますよ。見た目も統一感がでてスッキリ見えます」
管理しやすい冷蔵庫はメリットばかり
置き方を変えるだけだったり、ペットボトルやブックスタンドなど手軽なもので整理できたりと、今日から試してみたいと思える島本美由紀さんの収納術。
冷蔵庫が片付いていると、料理の時間が短縮でき、食材の無駄を減らせ、電気代も節約できて……とメリットばかりです。余裕のある冷蔵庫なら、年末年始用の食材も収納に困りません。新年を迎えるタイミングで、冷蔵庫をスッキリ、管理しやすくしてみてはいかがでしょうか。
冷蔵庫が片付いていると、料理の時間が短縮でき、食材の無駄を減らせ、電気代も節約できて……とメリットばかりです。余裕のある冷蔵庫なら、年末年始用の食材も収納に困りません。新年を迎えるタイミングで、冷蔵庫をスッキリ、管理しやすくしてみてはいかがでしょうか。
取材・文/小原らいむ
撮影/宮本信義
撮影/宮本信義
- 1
- 2
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
暮らしの人気ランキング