ライター : macaroni 編集部

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時間は自分で作るもの!すぐやれるのは「ながら家事」

新しい年を迎え、今年の目標をすでに立てた人も多いでしょう。どんな小さな目標でも、なりたい自分を目指して行動していくプロセスは、充実した1年を作り上げてくれるものです。新年の抱負を決め損ねたという人は、このタイミングで目標を設定してみるのもよいでしょう。

しかし目標を立てても、日々の生活に忙殺されてしまってはなかなか実行に移せませんよね。そこで大事にしたいのが、自分が自由になれる時間を少しずつ作っていくことです。本企画では毎日多くの時間を消費してしまう家事に着目!家事の効率化を提案する知的家事プロデューサーの本間朝子さんに、別の作業をしながらでもできる「ながら家事」の方法を教えてもらいました。

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知的家事プロデューサー/本間朝子さん 仕事と家事の両立に苦労した経験を活かし、家事の効率化に役立つメソッド「知的家事」を考案。TVや雑誌などさまざまなメディアでノウハウを発信している。片づけや掃除を習慣化するオンラインコミュニティ「家事トモ☆サロン」を運営。著書に『ゼロ家事』(大和書房)、『家事の手間を9割減らせる部屋づくり』(青春プレイブックス)など
「家事を効率化させると自由な時間が生まれるだけでなく、心に余裕ができるメリットも!その分、家族にやさしく接することができたり、新しいことに意欲的にチャレンジすることで若々しい自分でいられたりと、人生が豊かになるような好循環が生まれます。一生のうち、家事に使われる時間はなんと2万時間です。ちょっとしたコツで家事は楽になるので、少しずつ自分のための時間を増やしていきましょう。

私がすすめる『知的家事』というメソッドには最新家電を駆使したり、環境を整えたり、家事代行を利用したりなど、さまざまな方法があります。今回は特に環境整備の要素が強い『ながら家事』の方法を、料理・掃除・片付けの3つの分野でそれぞれお伝えしていきます。家事を効率化するうえで大切なのは、まずその方法をよく考えることです。ご家庭に合う方法を模索して、仕組みを最初に作ってしまえば、家事をスムーズにおこなうことができるようになりますよ」

考えずに行動できる「思考レス家事」で家事も気持ちも楽に!

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まず紹介してもらったのは、料理中に使える「ながら家事」です。料理に関する家事は調理ばかりではありませんね。食材の買い出しだったり、献立を考えたり、頭を使う機会が多くあります。だからこそ、考える負担を少し減らすだけでも家事の時間を短縮できると、本間さんは言います。

「たとえば調理中に買い足さなければいけないものに気づいたとき、手を止めて買い物リストを作るのは意外と面倒です。あとで書こうとしても思い出せなかったり、リストに抜けがあったりするとストレスになってしまいますね。そのわずらわしさを払拭するには、スマートスピーカーを使って買い物リストを作るのがおすすめです。

スマートスピーカーに買いたいものを伝えれば、スマホ内の買い物リストに自動でアイテムを追加できます。手が離せないタイミングでも、声を使えばいつでも買い物リストを更新できるので便利ですよ。

特に画面がついているタイプは使い勝手がよく、もしスマートスピーカーが間違って聞き取ってしまったとしてもすぐに手動で直せます。お子さんや旦那さんでも使いやすいので、家族みんなで買い物リストが作れるのも便利です」

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「献立を決めるのも大変な家事のひとつですね。栄養バランスや家族の好き嫌い、お子さんがいるご家庭なら給食とかぶらないようにするなど、考えることが多くて疲れてしまいます。私の場合、野菜や肉、魚など栄養バランスを考えた食材を1週間分買って、その期間中に使いきるというやり方をしています。

1日ごとに摂る栄養素を考えるのではなく、1週間で必要な栄養素を摂れればOKというスタンスです。冷蔵庫にあるものならどの食材を使って料理をしても大丈夫なので、献立を決めるハードルが少しは下がるのではないでしょうか」

使ったついでに掃除する「ちょい足し習慣」で気づけばツルピカ!

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面倒な家事の代表といえば掃除です。掃除は料理や洗濯などと違って必然性が低い分、後回しにしてしまいがち。でも汚れを溜めてしまうと掃除にますます時間がかかって、効率が悪いですよね。そこで本間さんが提案してくれたのが、使ったついでの掃除です。

「例えばトイレに入ったついでに、どこか1カ所を掃除してみましょう。壁を掃除したり、便器の表面を拭いたり、1日にちょっとした作業をするだけで十分です。この習慣を毎日続けると、気づけば数日間で自然とトイレ全体がきれいになっています。

キッチンのシンク掃除は排水口のネットを交換するタイミングがおすすめです。新しいネットに食器用洗剤を付けてシンクの中を洗い、そのまま排水バスケットに装着すれば掃除と交換が同時に完了します。お風呂の洗い場は体を洗ったついでにブラシにもボディソープをつけて掃除してしまいましょう。掃除は一度にやらず、細かく分けて何日かかけてきれいにしたり、家族で分担するとさらに負担が減らせますよ。

最近はこすらず洗える洗剤も多く、スプレータイプなら子どもも簡単に使えます。ミストが連射できたり2種類の泡が出せるなど、楽しく掃除できるアイテムも増えているので、家族みんなで掃除アイテムを見に行くのもおすすめです」

帰宅後1分ですべて片付く!「ただいま動線」で散らかり予防

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本間さん曰く、帰宅後5分の時間は物がもっとも家に入りこむ「魔の時間帯」なんだそう。家の鍵や郵便物、バッグなどを適当な場所に置いて散らかしてしまった経験、みなさんにもあるのではないでしょうか。

「魔の時間帯に物がちらかるのを防ぐには、歩きながらモノを片づけていく「ただいま動線」を作るのがおすすめです。たとえば鍵は、靴箱の中に収納場所を作ってリビングまで持ち込まないようにします。

食材の入った買い物袋はキッチンの床に置かず、調理台の上に置くようにしましょう。調理台の上なら片づけないと料理ができないため置きっぱなしを防げます。

コートやバッグはフックにかけるだけのワンアクション収納にすると、片づけが苦手な人でも無理なく元の場所に戻せるようになりますよ。

机の上に無造作に置いてしまいがちな郵便物は、机のそばにゴミ箱とファイルボックスをセッティングしておきましょう。不要な郵便物はゴミ箱へ、必要な書類は1案件ごとにクリアフォルダーに入れてファイルボックスに収納すると、自然と片づくようになります。このようについ置いてしまう場所に収納場所があると、歩きながら片づけられ、散らかりにくくなります」

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家具にフックを取り付けられない人や、賃貸物件に住んでいる人には「コマンド™ タブという両面テープがおすすめ!」と本間さん。粘着力がありながら、きれいにはがせるので、壁や家具の表面を傷つけることなく使えます。大きめのフックを取り付けたいときは、コマンド™ タブを2枚分使うとよいそうです。

家事を楽にするには最初の仕組み作りが肝心!

どの方法も手軽にできるのに家事の負担や面倒さが払拭されるアイデアばかりで、まさに目からうろこの連続でした!ちょっとした発想の転換で、ここまで家事は省力化できるものなんですね。

「仕事と育児は相手があることなのでやり方を変えるのは簡単ではありません。でも、家事なら自分次第でやりやすい方法に変えることができます。自分に合う時短家事の方法を見つけて、いい循環を作り上げてみてくださいね」と本間さん。

時短家事を目指すための仕組みを作るのは大変かもしれませんが、最初に頑張ればどんどん家事は楽になっていきます。家事をうまくこなせるようになると自分の自信にもつながって、今年の目標達成に向かってより邁進できそうですね。

取材・文/大瀧亜友美
企画・撮影/植松富志男(macaroni 編集部)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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