下ごしらえ

Photo by keiji okazaki

(b)の調味料をすべて混ぜ合わせ、鍋かフライパンに入れて火にかけます。調味料がすべてなじめばOKです。

「火にかけて、シナモンやペッパーの粉がソースとなじむように合わせてください」

ほかの料理にも使える、スパイス香るソースが完成です。

作り方

1. ミニトマトを湯むきする

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沸騰したお湯にミニトマトを入れ、5~10秒くらいで引き上げます。取り出したら、皮をむきましょう。

2. ミニトマトに、かぼちゃの煮物のだしを染み込ませる

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かぼちゃを煮ただしを煮立たせたら、1のトマトを加えて火を止めます。そのまま自然に冷ましましょう。

「湯むきしたトマトは火にかけると崩れてしまうので、火はすぐに止めます。ゆっくり冷ますことで、味が入りやすくなりますよ」

3. ミニトマトとかぼちゃの煮物を串に刺し、衣をつけて揚げる

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かぼちゃとトマトを竹串に刺して、小麦粉→とき卵→パン粉の順に衣をつけます。

「トマトをつぶさないように、パン粉はやさしく包むようにつけましょう」

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180℃の油(分量外)で、表面に色がつく程度まで揚げれば完成です。

かぼちゃの煮物が、おしゃれなおつまみ&おかずに大変身

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衣サクサク、トマトはジューシー、かぼちゃの煮物はしっとり……違った食感が見事な黄金バランス。揚げたことで、かぼちゃの甘みがいっそう増しています。

これは間違いなくお子さんが喜ぶ味。大人なら、お酒のつまみにもってこいです。揚げ物でも具材が野菜なのでこってりしすぎず、何本でも食べられます。

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すでに味が完成しているかぼちゃの煮物だからこそ、失敗知らずで、何より簡単!ひと手間加えたソースは、シナモンがいいアクセントに。まろやかなソースで、串カツが上品な味に変わりました。

いつものかぼちゃの煮物をもっとおいしく、楽しく味わえるひと品。食卓に並べれば、家族の笑顔がちょっと増えるかもしれませんよ。

取材・文/島田みゆ
撮影/岡崎慶嗣
冬至かぼちゃのレシピはこちら▼

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創和堂 渋谷の「酒井商会」の酒井英彰オーナーシェフが2020年、恵比寿にオープンした姉妹店。劇場型のオープンキッチンでライブ感あふれる調理風景と、一品ずつ丁寧に作られた本格和食とお酒が楽しめる。 ※「酒井商会」は2018年4月、渋谷にオープンした和食割烹。九州の食材をふんだんに使ったオリジナリティあふれるメニューが食通の間でたちまち話題となり、予約困難の人気店となっている

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