かまぼこの栄養

栄養

  1. 筋肉の材料になる「たんぱく質」
  2. エネルギーとなる「糖質」
  3. 骨を作るのに関わる「カルシウム」

筋肉の材料になる「たんぱく質」

魚のすり身を原料とするかまぼこは、たんぱく質が豊富です。蒸しかまぼこ100gあたりに12.0gのたんぱく質が含まれています。

たんぱく質は筋肉をはじめ、酵素や抗体などの材料となる生命維持に不可欠な栄養素です。たんぱく質が不足すると体力や免疫機能の低下につながるおそれが。かまぼこを取り入れることで、魚由来の良質なたんぱく質を手軽に補給できますよ。(※1,6,7)

エネルギーとなる「糖質」

かまぼこにはエネルギー源となる糖質が含まれています。蒸しかまぼこ100gあたりの糖質量は9.7gです。

糖質は不足すると疲れやすさや集中力の低下につながりますが、摂り過ぎは肥満の原因となります。カロリーや脂質は少ないかまぼこですが、約10%が糖質なので決して少ないとはいえません。糖質制限をしている方は食べる量に気をつけましょう。(※1,8)

骨を作るのに関わる「カルシウム」

魚を原料にするかまぼこには、日本人が不足しがちなカルシウムも含まれています。蒸しかまぼこ100gあたりのカルシウム量は25mgです。

骨や歯の形成に欠かせないカルシウムですが、神経伝達にもかかわっており、興奮を抑える作用があります。また、魚に多く含まれるビタミンDには、カルシウムの吸収を高めるはたらきが。

かまぼこにも微量のビタミンDが含まれていますが、カルシウムを効率よく摂るためにビタミンDの摂取を意識しましょう。(※1,9)

かまぼこは低カロリーだけれど「塩分」に気をつけて!

先述しているように、かまぼこは低脂質で低カロリーな食品です。ダイエットにも活用できますが、注意したいのが塩分量。

蒸しかまぼこ100gあたりの塩分量は2.5gで、1切れ(9g)あたり0.2g含まれています。一日あたりの塩分摂取量は、成人男性で7.5g未満、成人女性で6.5g未満が目安。食べ過ぎは塩分過多につながるため、食べる量に気をつけましょう。(※1,2,12)

かまぼこでダイエットは可能?効果や注意点は?

かまぼこはそのまま食べられて手軽なたんぱく質源となるため、ダイエット中は小腹がすいたときの間食代わりに取り入れるのがおすすめ。しかし、先述しているように糖質や塩分は少なくありません。低カロリーだからとかまぼこばかり食べるのは避けましょう。

ダイエットは、摂取するカロリーよりも消費するカロリーを増やすことが基本です。バランス良く食べるようにし、適度に身体を動かすことや、規則正しい生活リズムも意識してくださいね。(※11)
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