6. 富富富(富山):食後に重みを感じない毎日頼りになるお米

Photo by akiharahetta

「ほどよい甘味と粘り、そして旨味が感じられるのが富山の新ブランド『富富富(ふふふ)』です。味が安定しているバランスの取れたお米で、毎日使いに適していますよ。

お米を食べたあとに腹回りが重たく感じられないため、朝晩などのシチュエーションを問わずおいしくいただけると思います。食が細くなってきた方にも人気です。お弁当に入れても食感が損なわれにくいのもいいですね」

おすすめレシピ:焼き魚、とんかつ

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「『富富富』はどんなおかずにも合う万能なお米ですが、まずは旬の魚を焼き魚にして、シンプルに食べてほしいです。

とんかつに合わせるのもおすすめですよ。肉の旨味を上手に引き立てながら、ジューシーな脂身も、あっさりといただけます」


焼き魚のレシピはこちら▼

新米をもっとおいしく炊くには?

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せっかく新米を手に入れたら、上手に炊いておいしくいただきたいもの。新米は水分をしっかりと含んでいると思って、お米を炊くときにお水を減らしている方もいるかもしれません。

新米は皮がまだ硬くてお水の吸収がよくありません。水を浸透させるため、ほかの時期よりもつけ置き時間を長めにして、水分の量は変えないで炊くことをおすすめします。

昔と違って今はお米の保管方法が改善されていて、年間通してお米の水分量が均一になるようになりました。そのためお米のもつ水分量の変化を炊くときに調整する必要がなくなったのです。

つけ置き時間の目安は30分から1時間です。どんなに時間がなくても、5分でも10分でもいいので、水のつけ置き時間を設けてみてください。炊き上がりが随分違うのに気が付くと思いますよ」

新しいお米の特徴を知って好みの銘柄を見つけて

王道の甘味と粘りの強いお米の人気は変わらない一方で、新品種の登場に伴いお米はバラエティに富んだものになってきています。澁谷さん注目の銘柄を中心に好みのお米を見つけて、新米の季節をよりおいしく楽しんでみてはいかがでしょうか。

澁谷さんの著書『炊飯器で一発定食』では、白いごはんとおかずを同時に完成させるレシピが多数掲載されています。本記事で紹介した「チーズインハンバーグ」のレシピ詳細も掲載されているのでチェックしてみてください。

ITEM

炊飯器で一発定食

¥1,430〜

スイッチひとつ、ほったらかしにしておけば、ごちそうおかずや丼もの、混ぜご飯などが作れる炊飯器レシピ。お米マイスターでもある料理研究家の澁谷梨絵さんによる魔法のような調理法。ハンバーグも餃子も、「白いご飯」と一緒にできあります。

※2021年11月9日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
取材・文/Mari Kyuragi

【参考文献】
(2021/11/19参照)
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