10. 野菜とホワイトソース、白みそを加えて煮込む

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

炒めた野菜を鍋に戻し、ホワイトソースを加えます。

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

次にホワイトソースの上に白みそをのせ、フタをして弱火で10分ほど煮込みます。チキンボールは崩れやすいので、鍋の中をかき混ぜないようにしましょう。和風だしの効果で焦げる心配はないので、ご安心を!

11. 仕上げに隠し味のカレー粉を加える

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

金串でチキンボールに火が通っていることを確認し、仕上げに隠し味のカレー粉を加えます。カレー粉、白みそを全体に混ぜればできあがりです。

クリーミーなチキンボールと旬野菜でごはんがすすむ

Photo by Nobuyoshi Miyamoto

野菜たっぷりのクリーム煮ができあがりました。ミルキーでコクがありながらしつこくないので、ごはんも、クリーム煮も何杯でもおかわりできそうです。何より、ホワイトソースとともに口の中でとろけていくチキンボールの食感がとても新鮮でした!

「小麦粉を材料にまぶしてから牛乳を加える簡単レシピもありますが、バターと小麦粉にしっかり火を通して、丁寧に仕上げたホワイトソースのなめらかさには及びません。ぜひお鍋いっぱいに作って、素材そのものの味を楽しみながら食べていただきたいです。

かぼちゃ、栗、長ねぎなども合いますよ。みそやカレー粉の量を変えるなどのアレンジをして、ご家庭の味に仕上げてもらえたらと思います」と和知シェフ。

手作りのホワイトソースはだまができてガッカリする確率の高かった筆者も、和知シェフの作り方を知ってからは失敗知らずです。週末やお時間があるときにでも、ぜひ一度お試しください。

さて、11月の「匠のおうちレシピ」は寒い季節にうれしい鍋レシピをお届けする予定です。ご期待ください。


取材協力
取材・文/古川あや
撮影/宮本信義
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