ライター : 満畑ペチカ

調理師ライター

謎の中華食材「豆腐皮スライス」はカロリーカットに最適!

Photo by 満畑ペチカ

業務用食材だけでなく、さまざまな国の食材を扱っている業務スーパー。そんな業務スーパーの冷凍コーナーにひっそりと陳列され、じわじわと人気を集めているのが「豆腐皮スライス」です。

一般的な日本のスーパーではまず見かけない「豆腐皮」ですが、実はとても低糖質・高タンパクな食材なんですよ。この記事では業務スーパーで販売されている「豆腐皮スライス」を実食レビュー。食材そのものの味や、おすすめアレンジをご紹介します。

業務スーパー「豆腐皮」(シート状)のレビュー記事はこちら▼

業務スーパー「豆腐皮スライス」

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「豆腐皮スライス」354.24円(税込)
業務スーパーでは2種類の豆腐皮が販売されています。ひとつはシート状の「豆腐皮」。もう1種類が、この記事でご紹介する「豆腐皮スライス」です。「豆腐皮スライス」は、シート状の豆腐皮を1〜1.5cm幅にカットしたものが、ひとかたまりになって袋に入っています。

気になる栄養成分ですが​​、商品パッケージには記載なし。「豆腐皮(シートタイプ)」の公式情報を参考にすると、100gあたりのエネルギーが198kcal 、タンパク質が20.3g、脂質が10.8g、炭水化物が5.0gとのことでした。

炭水化物(糖質+食物繊維)がとても少なく、タンパク質が豊富な食材であることがわかりますね。

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パッケージによれば、使用方法は「お好みの調理方法で加熱」もしくは「凍ったまま1分ゆでる」とのこと。しかし、豆腐皮スライスはパッケージの中でひとかたまりになっているので、そのまま料理に使うのはむずかしいと考えてよいでしょう。

あらかじめ少し自然解凍して使いたい分だけカットし、一度熱湯でゆでてから料理に使うのがおすすめです。

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熱湯でゆでた豆腐皮スライスは、なんというか……今までにあまり見たことがないような見た目をしています。公式サイトの説明によれば、「豆腐をシート状に引きのばした」食べ物が豆腐皮なのだそうです。

たしかにそのまま食べてみると、高野豆腐と湯葉の中間のような食感。豆腐の匂いもほのかに感じます。本場中国では、炒め物や和え物などで食べられる「豆腐皮」。しかし日本では、麺の代用として食べるアレンジがSNSを中心に話題になっているんです。

この記事でも、おすすめの麺風アレンジをふたつご紹介します。

豆腐皮スライスで味噌ラーメン!

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ひとつ目は、ラーメンの麺を豆腐皮スライスで代用したアレンジ。ゆでて湯切りした豆腐皮スライスをそのまま麺の代わりにして、野菜たっぷりの味噌ラーメンを作ってみました。

使った豆腐皮スライスの量は約100g。通常の中華麺ひと玉分(230〜250g)と比べると、約130kcal分のカロリーがカットできますよ。スープはどのような味付けでもおいしく食べられますが、おすすめは味噌味。豆腐の匂いが、より気にならなくなります。(※1)

かけるだけで完成♪ 麻婆麺風アレンジ

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ふたつ目にご紹介するのは、新潟県が発祥だといわれている「麻婆麺」風のアレンジ。コンビニで売られている電子レンジで温めるだけの麻婆豆腐を購入し、解凍した豆腐皮スライスにかけるだけで完成です!

香辛料の香りが豆腐の匂いを和らげてくれますし、豆腐皮スライスのでこぼこした表面に麻婆豆腐がよく絡んで、とてもおいしくいただけますよ。

豆腐が原材料のヘルシー食材♪

日本ではまだまだ馴染みがない「豆腐皮」。炒め物や和え物で大豆の旨味を味わうもよし、濃いめの味付けで麺の代わりとして使うもよしな食材です。低糖質かつ高タンパクなので、栄養バランスを気にする方にもおすすめですよ。この記事を参考に、ぜひ試してみてくださいね!
※掲載商品の情報は公開時点のものです。店舗によっては取り扱いがない、または販売終了している場合もありますので、あらかじめご了承ください。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。

商品情報

■商品名:豆腐皮スライス
■価格:354.24円(税込)
■内容量:500g
■原産国:中国
■販売場所:全国の業務スーパー各店
【参考文献】
(2021/9/30参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

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