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今日の朝食はちょっとリッチに。すだちはちみつバタートースト
料理家さんに、日々の料理をラクにしてくれる調理家電活用レシピを聞く連載「調理家電でラク家事ごはん」。2021年9月に取り上げる調理家電はオーブントースターです。誰にとっても身近な家電ではあるものの、「トーストを焼くときしか使っていない」という声を耳にすることの多いアイテムです。
レシピを教えてくれたのは、季節の食材使いに長けた料理研究家 植松良枝さん。トースト、グラタン、ピザなどオーブントースターだからこそ作りやすい、季節のフルーツを手軽においしく味わえるラク家事レシピを毎回ひとつご紹介いただきます。
第1回の今回は、これから旬を迎えるすだちを使った「すだちはちみつバタートースト」。すだちらしい爽やかな香りをめいっぱい楽しめる絶品トーストです。
レシピを教えてくれたのは、季節の食材使いに長けた料理研究家 植松良枝さん。トースト、グラタン、ピザなどオーブントースターだからこそ作りやすい、季節のフルーツを手軽においしく味わえるラク家事レシピを毎回ひとつご紹介いただきます。
第1回の今回は、これから旬を迎えるすだちを使った「すだちはちみつバタートースト」。すだちらしい爽やかな香りをめいっぱい楽しめる絶品トーストです。
「すだちは、9月から10月頃になるとリーズナブルに買える食材です。私自身、すだちが大好きで、毎年必ず箱買いするほど。レモンのように使えるので、カルパッチョに使ったり、薄くスライスしてそうめんに入れたりなど、さまざまな料理で楽しんでいます。
レモンとバタートーストは相性が良いので、すだちも絶対に合うはず!と思い、今回のレシピを考案しました。簡単なので、普段すだちを使わない人でもチャレンジしやすいと思います。
オーブントースターはパンがおいしく焼けるだけでなく、短時間でキレイにトーストできるのが良いところ。パパっと作りたい朝食にも活躍してくれるレシピですよ」
すだちとバタートーストという馴染みのない組み合わせに、取材陣も興味津々!すだちを皮ごとおいしく使う方法もお見逃しなく!
レモンとバタートーストは相性が良いので、すだちも絶対に合うはず!と思い、今回のレシピを考案しました。簡単なので、普段すだちを使わない人でもチャレンジしやすいと思います。
オーブントースターはパンがおいしく焼けるだけでなく、短時間でキレイにトーストできるのが良いところ。パパっと作りたい朝食にも活躍してくれるレシピですよ」
すだちとバタートーストという馴染みのない組み合わせに、取材陣も興味津々!すだちを皮ごとおいしく使う方法もお見逃しなく!
材料(2人分)
・食パン(5枚スライス)……2枚
・すだち……2個
・はちみつ……大さじ3杯〜
・バター(食塩不使用)……大さじ4杯〜
・すだち……2個
・はちみつ……大さじ3杯〜
・バター(食塩不使用)……大さじ4杯〜
「すだちを種以外丸ごと使ってすだちの個性を出し切ります。このように使うと、”すだちを味わっている”という充実感がすごいんです。生のレモンでは苦味が強すぎてできない使い方ですが、ゆずやすだちは丸ごと使ってほどよい苦味も楽しむことができます。
食パンは分厚めの5枚切りを。バターをたっぷり塗りますし、食パンに切り込みを入れるので、厚めのパンのほうが扱いやすく食べごたえがあり、おすすめです」
食パンは分厚めの5枚切りを。バターをたっぷり塗りますし、食パンに切り込みを入れるので、厚めのパンのほうが扱いやすく食べごたえがあり、おすすめです」
作り方
1. すだちはちみつを作る
すだちを横向きにしたら、2:1の厚みになるようにカットします。種は竹串などで丁寧にすべて取り除いてください。
「半分に切るのではなく、少し中央からずらしてカットしましょう。厚めに切ったすだちは皮ごと刻んで具材に、薄めにカットしたほうは仕上げに果汁を絞る用として使います」
「半分に切るのではなく、少し中央からずらしてカットしましょう。厚めに切ったすだちは皮ごと刻んで具材に、薄めにカットしたほうは仕上げに果汁を絞る用として使います」
厚いほうのすだちを、皮ごとみじん切りにします。細かくなったら、はちみつと混ぜ合わせます。
「口当たりがよくなるよう、なるべく細かく刻むのがポイントです。すだちトーストで頑張る工程はここだけなので、気軽にチャレンジしてみて」
「口当たりがよくなるよう、なるべく細かく刻むのがポイントです。すだちトーストで頑張る工程はここだけなので、気軽にチャレンジしてみて」
2. 食パンをトーストする
食パンに5mmの深さで格子状に切り込みを入れます。
「バタートーストを作るうえで肝心なのが切り込みです。このひと手間を加えるだけで、バターがパンに染み込みやすくなり、おいしさが格段にアップします!」
「バタートーストを作るうえで肝心なのが切り込みです。このひと手間を加えるだけで、バターがパンに染み込みやすくなり、おいしさが格段にアップします!」
室温でやわらかくしたバターを四隅までしっかりと多めに塗ります。オーブントースターのトーストモードで3~4分、香ばしい焼き色がつくまで焼きます。
「バターのコクや風味を楽しむために、たっぷり厚めに塗りましょう。塗るというより、“置く”という表現のほうが正しいかもしれません。バターが多い分焦げやすいので、たまに焼き具合をチェックしてくださいね」
「バターのコクや風味を楽しむために、たっぷり厚めに塗りましょう。塗るというより、“置く”という表現のほうが正しいかもしれません。バターが多い分焦げやすいので、たまに焼き具合をチェックしてくださいね」
3. すだちはちみつを塗って完成
2の上に1のすだちはちみつを塗ります。1の工程で残しておいたすだちを絞って完成です。
「口に運ぶ直前にすだちを絞ることで、さらにフレッシュな酸味をプラス。すだちを思う存分に楽しみたい人にはぴったりのレシピです。ただし、すだちはちみつは日持ちしないので、必ずその日に使い切るようにしてください」
「口に運ぶ直前にすだちを絞ることで、さらにフレッシュな酸味をプラス。すだちを思う存分に楽しみたい人にはぴったりのレシピです。ただし、すだちはちみつは日持ちしないので、必ずその日に使い切るようにしてください」
清々しい酸味とバターのマリアージュにうっとり…!
切り込みのおかげでバターが染み込み、ビジュアルだけで気分が盛り上がるトーストが完成。上品なすだちの香りと酸味、バターのこっくりとした旨味が合わさって、贅沢な味わいです。
「すだちの皮は苦味がほとんどないので、旬の時期には皮ごと使うのがおすすめです。すだちを刻む以外は大変な作業がないので、休日の朝のご褒美メニューにもぴったり。紅茶にもよく合いますよ」
レモンとはまた違った爽快な酸味と、すだちらしい香りで、まさに秋の訪れを感じさせてくれるトースト。皮まで使うこのレシピなら、旬のすだちのおいしさを余すことなく楽しめそうです。
「すだちの皮は苦味がほとんどないので、旬の時期には皮ごと使うのがおすすめです。すだちを刻む以外は大変な作業がないので、休日の朝のご褒美メニューにもぴったり。紅茶にもよく合いますよ」
レモンとはまた違った爽快な酸味と、すだちらしい香りで、まさに秋の訪れを感じさせてくれるトースト。皮まで使うこのレシピなら、旬のすだちのおいしさを余すことなく楽しめそうです。
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