「豆乳」2つの種類と使い方

無調整豆乳 原材料は大豆と水のみ。料理に使うとコクが出るのでおすすめ。コーヒーや青汁などに、牛乳代わりにちょい足しするのも◎。
調整豆乳 無調整豆乳に塩や砂糖などの調味料を加えて飲みやすくしたもの。大豆の量は無調整豆乳に比べると少ない。豆乳をそのまま飲むのであれば、毎日続きやすい調整豆乳から始めるのもおすすめ。 

「おから」3つの種類と使い方

生おから 乾燥した大豆を煮てからすりつぶし、それを絞った液体(豆乳)から残る“カス”の部分。ふんわりしっとりとしていて、フレッシュなおいしさが魅力。そのまま料理にも使いやすい。ただし、一般的に消費期限は1〜2日と日持ちしない。
乾燥おから 生おからの水分を飛ばして乾燥させ、サラサラの粉状にしたもの。長期保存が可能。使いたいときに水で戻せばふくらみ、生おからのように料理に使うことができる。
おからパウダー 乾燥おからよりも、より粒子の細かいもの。そのまま口に入れてもさっと溶けるので、ドリンクやヨーグルトに粉のままふりかけて、かさ増しとして使うのがおすすめ。ダイエット中や忙しいときに手軽に摂取できる。
料理に使うだけではなく、ふりかければいいものもあって便利! シーンや目的に合わせて使い分けていきたいですね。

【レシピ】混ぜるだけだから簡単! 豆乳スープ2品、おからスイーツ1品

では、豆乳とおからの種類と選び方についてわかったところで、いよいよ実践編。菅野先生に豆乳とおからを使った、簡単レシピを教えてもらいましょう。

今回は、料理に使いやすい「無調整豆乳」と、おからそのもののおいしさが感じられる「生おから」を使用してもらいました。

◆豆乳レシピ①。ふるふる食感がくせになる! 台湾の定番朝ごはん「シェントウジャン」

お酢に温めた豆乳を注いで、おぼろ豆腐のようにゆるく固めた台湾のスープ「シェントウジャン」。本場では揚げパンを添えるのがおなじみですが、代わりにフライドオニオンを添えて食感と香りのアクセントに。

サラダチキンや炒めたひき肉、ベーコンなどをのせてアレンジすると、ボリュームもアップします。

材料

豆乳(無調整)…200ml
ザーサイ…10g
黒酢(米酢でも可)…小さじ2
ラー油(ごま油でも可)…小さじ1/2
白髪ねぎ(白いねぎをせん切りにしたもの)…適量
フライドオニオン(市販品)…大さじ1
好みで、パクチーの葉…適量

作り方

1. ザーサイは食べやすい大きさに刻む。黒酢は盛り付け用の器に入れておく。
2. 豆乳を小鍋に入れて弱火にかけ、沸騰する直前に火を止める。
3. 1の器に2をゆっくり注ぎ、おぼろ状になるまで軽くスプーンで混ぜる(おぼろ状にならない場合は、黒酢を少量足す)。
4. ラー油を回しかけ、ザーサイ、白髪ねぎ、フライドオニオン、好みでパクチーの葉を盛り付ける。食べる途中で、黒酢やしょうゆを適量加えて、好みの味に調整するとよい。

編集部のおすすめ