4. カレーパウダーを加えて水分を飛ばす

Photo by akiharahetta

続いて、(c)と残り半量のカレーパウダーを加え、水分を飛ばします。

「初めはシャバシャバして水っぽいですが、徐々に粘度が出てきます。ちょっと表現がしづらいのですが、もんじゃ焼きのようになったらOK」

5. トマトと牛乳を加える

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カレーもんじゃのような状態になったら、つぎはトマトのざく切りの登場です。崩しながら炒めていきましょう。トマトを加えることで、ふたたび水分が出ますが、その水分が飛んだタイミングで牛乳を加えます。

6. 一気に沸騰させる

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牛乳を入れたら、すぐさま強火にし、一気に沸騰させます。グツグツと泡立ちしっかり沸騰したら、今度は弱火に。そのまま弱火で15~20分煮込みます。

牛乳は焦げやすいので、火加減に気を付けてください。

7. 鶏肉を焼く

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煮込んでいる間に別のフライパンで、仕込んだ鶏肉を焼いていきます。

「ここでは、ゆっくりしっかり炒めてください。炒め不足はスパイスのざらつきに繋がり、食感を損ねる原因になります」とのことなので、ヨーグルトが焦げないよう注意しながら焼きましょう。

焼きあがったらカレーのフライパンに加えます。生焼けかもしれないと不安になっても大丈夫。最後に再度煮込むので安心してください。

8. 生クリームとカスリメティを加えて煮込む

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最後に、生クリームとカスリメティを加えて5分煮込み、塩で味を調えたら完成です。

ガラムマサラを使う場合はこのタイミングで加えてください。一気にインドの香りが立ち込めます。煮詰まりすぎたり、味が濃い場合は水で調整します。

自分で作ったなんて信じられない味

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玉ねぎはまったく使用していないのに、とろりと濃度のあるバターチキンができあがりました。作っている間も家中にいい香りが立ち込めて、食欲を刺激されっぱなし。

さっそくいただいてみると……おおお!スパイスの香りの先制パンチが!鶏肉はやわらかくてジューシーですし、バターチキンカレー特有のこっくりした味わいもあります。まさに感動的です。レシピをもとに挑戦してみましたが、自分で作っただなんて信じられません。

最初に用意する食材はやや多めですが、スパイス以外は身近なもので作れます。スーパーではあまり見かけない「カスメリティ」もAmazonや楽天などのオンラインで購入できますよ。

ITEM

カスメリティ

¥480〜

フェネグリークの派

※2021年7月15日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。

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