3. スパイスを加えて炒める

Photo by Mio Gohda

野菜とハーブが透き通ったら、ジンジャーパウダーとターメリックを加えてさらに炒めます。

4. 洗ったごはんを加える

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ごはんはほぐすイメージで軽く水で洗い、水気を切って加えます。

「モロッコではお米を炊くという習慣はないので、現地では生米を使います。今回は炊いたお米を使って短時間で仕上げますが、生米を使う場合は1時間以上煮込みます」

5. ひよこ豆、水、トマトを加えて煮込む

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ひよこ豆、水400cc、ミキサーにかけておいたトマトを加えて20分、こげつかないように時々混ぜながら、弱火から中火で煮込みます。

6. 小麦粉でとろみをつける

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小麦粉に水200ccを合わせ、ホイッパーでダマがなくなるまでよく混ぜ、鍋に加えます。

「小麦粉を入れるとこげつきやすくなるので、鍋底から混ぜるようにして煮込みましょう」

7. カッペリーニを加えて煮込み、味を調える

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2cmくらいの長さに折ったカッペリーニを加えて15分煮込み、最後にレモン汁、塩、黒こしょうで味を調えます。

「モロッコでは『ヴェルミセル』という、カッペリーニに似た細いパスタを使いますよ」

日本の夏にぴったりなハリラスープ

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スパイスとハーブを使ってさまざまな具材が煮込まれたハリラスープ。野菜のほかに、牛肉やひよこ豆が入り、しっかりとタンパク質の補給ができるのがうれしいポイントです。

ジンジャーのスパイシーな香りがあとを引くので、暑くなると食欲がなくなってしまう方にもおすすめ。セロリやハーブなどの風味の強い食材は、ミキサーにかけたり細かく刻むことで、とても食べやすくなりますよ。

「ハリラスープを飲むと、ジンジャー効果で、体がじんわりと温かくなってくると思います。夏場はエアコンの影響で手足に冷えを感じたり、体調を崩したりする方も多いので、ハリラスープでぜひ体を労ってほしいです」と清水さん。

清水さんは、多くの方にモロッコの魅力を伝えていきたいとの思いでモロッコの食文化を発信されています。より本格的な味を味わいたい方は、オンラインでも購入できますよ。

モロッコの人々が断食明けに飲むという体にやさしいハリラスープで、夏本番に備えましょう。
取材協力
ララ・ファティマ 表参道ブティック
住所
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前3丁目6−12
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03-6896-5555
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「表参道駅」A2出口より徒歩5分
取材・文/神山彩子
撮影/強田美央
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