ニンニクは刻んでから漬けてもOK

ニンニクを刻んだ状態で塩麹と混ぜておけば、そのまま塩麹ごと調味料として使えて便利です。

4. 作り置きしておくと便利なガーリックオイル

口が広めの保存容器にみじん切りにしたニンニクを入れ、オリーブオイルをひたひたに注いだら完成。加熱調理の際にそのままスプーンですくって炒めものやパスタに使えるので、作り置きしておくと重宝します。冷蔵保存で1カ月程度日持ちします。

オリーブオイルの種類は「ピュア」でOK

加熱用の調味料なので、オリーブオイルは生食に適した「エクストラバージン」でなくてもかまいません。

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ハーブと一緒に漬け込む方法もあります。皮をむいたニンニクを半分に切って芽を取り除き、赤唐辛子、タイム、ローズマリーなどを一緒に入れておけば、自家製ハーブオイルが完成!2、3日目から使え、1週間ほどで香りがしっかり移ります。加熱せずにそのまま料理にかけて食べることがある場合は、「エクストラバージン」のオリーブオイルを使いましょう。
ニンニクが日持ちするうえ、便利な調味料になる、一石二鳥の保存アレンジ。余ったときには、ぜひ活用してみてください。

Photo by VEGEDAY

高城順子 女子栄養短期大学食物栄養科卒。和・洋・中華料理の専門家に師事した後、料理教室の講師を経て、フリーの料理研究家に。研究途上、栄養学の見地から野菜や果物のより有効な活用を思い立ち、エスニック料理の真髄を学ぶために東南アジア諸国を訪問。そこで習得した「美味しい健康食」の料理法をまとめ、発表した『くだものと野菜のヘルシークッキング』は、各方面から評価を得る。 入手しやすい材料からちょっとした工夫で作る料理や、化学調味料を使わない素材を生かした家庭料理が人気。テレビをはじめ、多数の雑誌で料理を発表し続けるとともに、新しい時代の食文化啓蒙活動にも力を入れている。
最終更新:2021.06.03
文:KWC 写真:菅井淳子 監修:高城順子、カゴメ
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