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本格「海鮮チヂミ」の作り方
調理時間
15分
外はカリっ、中はモチっとしたお店のようなチヂミ。おうちで再現しようとしても、生地がペチャっとしたり、油っぽくなってしまったりと、意外と上手に作るのがむずかしいんですよね……。
「好きな具材でパパッと作れるチヂミは、日本でも人気の韓国料理。焼くだけでもおいしく食べられるんですが、いくつかのポイントを押さえると、お店で食べるようなワンランク上の仕上がりになるんですよ!ご家庭でもすぐに実践できるので、ぜひ試してみてくださいね」
本場流!カリッとチヂミを作るポイント
生地の固さはサラッととするくらいがベスト
チヂミを作るとき、どろっとした固めの生地で作っていませんか?水の量が足りないと、できあがりも固い食感になってしまいます。生地はスプーンですくったときに、さらっと流れ落ちるくらいの固さに調整してください。
生地ではなく具材メインで!
生地の量が多いと、仕上がりが分厚くなり食感が悪くなってしまいます。チヂミをフライパンで焼くときは、生地ではなく具材を中心に入れるようにしましょう。
油を回しながらじっくり生地を焼く
おいしいチヂミを作る一番のポイントは、焼き方!カリッとした生地に仕上げるために、油を少しずつなじませながら焼きましょう。ベタッとならず、冷めてもおいしいチヂミになりますよ。
材料(4人分)
「韓国にはニラチヂミやキムチチヂミなどたくさんの種類がありますが、今回は一番オーソドックスな海鮮チヂミを作ります。海鮮といっても材料はいかだけ。生のいかを使うことで、しっかりと旨味のあるチヂミが作れます」
作り方
1.材料をカットする
Photo by daiki tanokami
まずは具材の準備をしましょう。いかは幅1cm幅、ニラは長さ5cm、玉ねぎは0.3cmのスライス、にんじんは千切りにします。
2.生地の材料を混ぜる
Photo by daiki tanokami
大きなボウルに、小麦粉・卵・塩・片栗粉・水を加えて混ぜます。
Photo by daiki tanokami
「生地を混ぜてみて硬いようであれば水を追加してください。スプーンですくったときにサラッと落ちるくらいが目安!このサラッと加減がさっくりとしたチヂミを作るポイントですよ」
Photo by daiki tanokami
生地にすべての具材を入れて、よく混ぜます。
「片栗粉を使用しているので、生地がきちんと混ざっていないと2〜3枚目がペチャっとした仕上がりになってしまいます。焼く前は毎回しっかりと混ぜるようにしましょう」
3.フライパンで両面を焼く
Photo by daiki tanokami
フライパンに大さじ1杯の油を入れて熱します。お玉で1.5杯ほどの生地を入れて丸く伸ばしたら、少し焼き色が付くまで強火で焼きます。生地ではなく具をメインにして、丸い形を作りましょう。
Photo by daiki tanokami
「裏面が焼けてきたらひっくり返したくなりますが、ちょっと待って!そのままひっくり返すと、表面がボコボコして焦げやすくなってしまうので、ひっくり返す前に大さじ2杯ほどの生地をかけましょう。
表面をならしてからひっくり返すと、両面をきれいに仕上げることができます」
Photo by daiki tanokami
生地をひっくり返したら軽く押しながら焼きます。
4.油を回しながらカリッとするようじっくり焼く
Photo by daiki tanokami
フライパンの縁に大さじ1杯の油を入れたら、フライパンを回しながらチヂミ全体に油が渡るように中火で焼きます。
「ここからがカリッとしたチヂミを作るための重要なポイント!少量の油でチヂミをじっくりと焼いていきます。手間を省くために多めの油で一気にサクッとさせているお店もあるんですが、その作り方では仕上がりが重くなってしまうんです。
少ない油で数回に分けて焼くことで、冷めてもサクッとした軽い食感のチヂミを作れますよ」
Photo by daiki tanokami
2〜3回ひっくり返し、そのたびに油を大さじ1/2杯ほど足して、細かく焼き目を付けていきます。
「フライパンはどうしても縁のほうに熱が溜まってしまうので、中心もしっかり焼けるよう回しながら焼いてください」
Photo by daiki tanokami
ある程度焼き色がついたら中火から強火に上げましょう。油を入れて30秒ほど回しながら両面を焼いたら完成です!
「最後は火力を上げて表面を一気にカリッと仕上げていきます。香ばしい焦げ目がつくので、このひと手間でおいしさがグッとアップしますよ」
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