2. ラムしゃぶ

ラム肉を使うしゃぶしゃぶ鍋。1枚ずつさっと火を通せば、やわらかくいただけます。

ラム肉には、「カルニチン」というアミノ酸が多く含まれています。カルニチンは、体内で脂質代謝にかかわり、エネルギーの産生を助けるはたらきが。もも肉を選べば、カロリーも抑えられますよ。(※4,21)

3. 豚肉とクレソンのしゃぶしゃぶ

ブイヨンスープにくぐらせて豚肉とクレソンに火を通し、塩こしょうでいただくしゃぶしゃぶ。たれをつけずに食べられるので、その分カロリーをカットできます。

クレソンには、カリウムが100gあたり330mgと豊富に含まれています。ナトリウムを排出するはたらきがあるカリウムは、塩分の摂り過ぎによるむくみ対策に役立ちますよ。(※4,22)

4. ごぼうと水菜の牛しゃぶ鍋

牛肉のなかでもカロリーの低いもも肉を使う、ダイエットにぴったりなしゃぶしゃぶです。

ごぼうや水菜は食物繊維が含まれています。噛みごたえがあり、少量でも満腹中枢が刺激されやすいため、食べ過ぎを抑えられますよ。(※4,19)

5. 鯛しゃぶ

肉の代わりに鯛を使うしゃぶしゃぶ。肉を使う場合と比べて、カロリーや脂質をぐっと抑えられます。豚バラ肉と比較すると、100gあたり206kcalのカロリーカットが可能です。ピーラーで薄く切ることで野菜もたっぷり食べられますよ。(※4)

しゃぶしゃぶのカロリーは使う部位に注意!

しゃぶしゃぶはほかの肉料理に比べて、カロリーが低く、野菜も一緒に食べられるためダイエット中の食事に向いています。肉の部位によってカロリーが変わるので、意識して選びましょう。脂身の多い部位は、赤身肉と比較して100gあたり200kcal以上高くなることも。ダイエット中は、赤身の肉がおすすめです。

野菜を先に食べるようにしたり、たれやシメの量に気を付けたりすることも大切。小さな意識の積み重ねがダイエットの成功につながりますよ。なるべくヘルシーな食べ方を心がけ、ダイエット中もしゃぶしゃぶをおいしく食べましょう!
【参考文献】
※4 日本食品成分表2021八訂|女子栄養大学出版部
(2024/05/22参照)
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