ダイエッター必見！カマンベールチーズのカロリーとおすすめの食べ方を管理栄養士が解説 (2ページ目)

カマンベールチーズと、ほかのチーズのエネルギー量・糖質量を100gあたりで比べてみましょう。

・カマンベールチーズ
エネルギー量（カロリー）……291kcal
糖質量……0.9g

・モッツアレラチーズ
エネルギー量（カロリー）……269kcal
糖質量……4.2g

・プロセスチーズ
エネルギー量（カロリー）……313kcal
糖質量……1.3g

・チェダーチーズ
エネルギー量（カロリー）……390kcal
糖質量……1.4g

カマンベールチーズのカロリーは、モッツァレラチーズに次いで2番目に低く、このなかでもっとも高カロリーのチェダーチーズより約100kcal低いです。糖質量はカマンベールチーズが4種類のなかでもっとも少ないことが分かります。（※1）

カマンベールチーズの栄養

茶色い紙の上にひと切れ引き出されたカマンベールチーズが置かれていて上に葉っぱがのっている

たんぱく質

カマンベールチーズ100gあたりには、19.1gのたんぱく質が含まれています。

たんぱく質は、筋肉のほか、体内ではたらく酵素や血液をつくるのに重要な栄養素です。身体のたんぱく質は常に生まれ変わっているので、毎日摂取する必要があります。調理しなくても手軽に食べられる商品が多いカマンベールチーズは、おやつの代わりにたんぱく質源として摂り入れても良いですね。（※1,6）

カルシウム

生乳を原料とするチーズには、カルシウムが豊富に含まれています。100gあたりに含まれるカルシウム量は460mgで、牛乳の約4.2倍です。

カルシウムは歯や骨の主成分となるだけでなく、細胞の生まれ変わりや筋肉の収縮などにも関わっています。新しい骨の形成よりも、古い骨が壊される量が多くなる50代以降の男性や、閉経後の女性では、丈夫な骨作りのために特に意識して摂る必要がある栄養素です。（※1,7）

ビタミンB2

カマンベールチーズ100gあたりには、0.48mgのビタミンB2が含まれています。

ビタミンB2は糖質・たんぱく質・脂質をエネルギーに変換するときにはたらいたり、皮膚や髪を健康に保ったりする役割があります。水溶性で、光によって分解されやすい特徴があるため、暗い場所での保存がおすすめです。日本人の食事摂取基準では1歳以上の全年齢で推奨量が設定されているため、積極的な摂取が望まれます。（※1,8）

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ダイエット中にカマンベールチーズを食べるポイント