ライター : 相羽 舞

管理栄養士

大学卒業後、保育園にて勤務し離乳食と幼児食の献立作成や調理を経験。現在は4歳と2歳の兄弟を大騒ぎで子育て中です。専門的な内容でもわかりやすい記事を目指して執筆しています。

あさりの栄養や効果効能

たんぱく質

あさりには、100gあたり6.0gのたんぱく質が含まれています。

たんぱく質は、炭水化物や脂質と同じく、エネルギーを産生する栄養素。筋肉や皮膚を構成したり、酵素やホルモンの材料となったりと、生命維持に不可欠な成分です。

たんぱく質が不足した状態が続くと、体力や免疫力の低下につながるおそれが。毎日しっかり摂りたい栄養素です。あさりを味噌汁の具にすれば、無理なくたんぱく質の摂取量を増やせますよ。(※1,2)

亜鉛

あさりには、100gあたり1.0mgの亜鉛が含まれています。

亜鉛は、筋肉や骨に存在しているほか、酵素の成分としてさまざまな生体反応にかかわっているミネラルのひとつ。新陳代謝を促したり、免疫反応を正常に保ったりといったはたらきがあります。

また、味覚を感じる味蕾(みらい)細胞の産生に必要なため、亜鉛が不足すると味を感じにくくなる場合が。体内で作り出せない栄養素なので、食事から摂取する必要があります。あさりをはじめとする貝類には、亜鉛が豊富に含まれていますよ。(※1,3,4)

あさりには、100gあたり3.8mgの鉄が含まれています。

体内にある鉄の約7割が、赤血球中のヘモグロビンの成分となります。ヘモグロビンのおもな役割は、体中に酸素を運ぶことです。そのため、鉄が不足すると酸素が十分に行き渡らなくなり、頭痛や疲れやすさを感じるおそれが。

鉄は、ビタミンCやたんぱく質と一緒に摂ることで吸収されやすくなりますよ。(※1,5,6)

ビタミンB12

あさりには、100gあたり52.4µgのビタミンB12が含まれています。

ビタミンB12は、補酵素としてアミノ酸・脂肪酸の代謝や、たんぱく質の生合成などにかかわっています。また、葉酸とともに正常な赤血球をつくるはたらきも。

鉄やビタミンB12を豊富に含むあさりは、貧血対策に役立つ食品といえます。(※1,6,7)

タウリン

タウリンは、あさりをはじめとする貝類や、イカ、タコなどの軟体生物に多く含まれる栄養素。ドリンク剤の成分としても知られています。

タウリンには、コレステロールの吸収を抑える、心臓や肝臓の機能を高めるといったはたらきがありますよ。体内でも合成できますが、必要な量には足りないため、食品から摂ることが大切です。(※8,9)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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