カカオの香りがカレーのスパイスと見事に調和!

Photo by maa068

ルーができあがるにつれて、家の中がチョコレートの甘いフルーティーな香りに包まれ、「もしかしてチョコを入れすぎたのでは……」と不安だった筆者。

ところが、半日寝かせて味をみてみると、今までに食べたことのないようなまろやかさとコクの深さ!

カカオ豆本来が持つフルーティーな酸味やナッツのような香ばしいコクが、カレースパイスと見事に調和されているではありませんか。舌にのせた瞬間はやわらかい酸味と甘み、スパイシーな香りが後を引き食欲をそそります。

作ってみてわかったこと

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作ってみてわかったのは、「少しチョコレートを入れすぎたかな」と思うくらいでも、甘すぎることはないということです。カカオ70%以上のビターチョコレートを使ったからですね。

逆に怖気づいて入れなさすぎると、カカオの良いところが発揮されません。味を見ながら調整してくださいね。

普段のカレー作りにも活用できる!

よくカレーの隠し味にチョコレートを使うという話は聞きますが、「甘くなるのはちょっと……」と思い一度も試したことがなかった筆者。しかし、いざピエール マルコリーニのカレーを参考に作ってみると「こんなに違うのか!」と衝撃を受けました。

今まで自分の作るカレーはピリリとストレートにスパイスの味が伝わり、ただ辛いだけで深みがあまりなかったように感じます。チョコレートを加えることにより、スパイスの香りは深くなり、一気に旨みも増したように思いましたよ。

みなさんも今年のバレンタインデーは、チョコレートカレー作りに挑戦してみてくださいね。

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