ライター : 丸山夏名美

食いしん坊ライター/料理研究家

第5回目は「中部地方」から

Photo by shutterstock

新年明けましておめでとうございます!浅草住まいの食いしん坊ライター、丸山です。全国の市場やスーパーをめぐり、各地の美食を探し尽くす筆者が、ご当地調味料を7日間に渡ってご紹介しています。

日本全国を7つのブロックにわけ、各地方のおすすめ調味料4品と、それぞれ3パターンの食べ方(全84食)をご提案。このお正月は、おうちで全国各地に思いを馳せましょう!

▼前回の記事はこちら

今回ご紹介する絶品調味料は…

・本みりん 三年熟成品 麹の蜜(新潟県、八海醸造株式会社)
・七味唐からし / ゆず七味 / 焙煎一味(長野県、八幡屋礒五郎)
・田子節醤油(静岡県、カネサ鰹節商店)
・黒みりん(愛知県、甘強酒造株式会社)

元旦はおせち料理をつまみつつ、朝から乾杯という方も少なくないのでは?お祝いの席には日本酒だけでなく上質な本みりんもおすすめです。

八海醸造の「本みりん」、甘強酒造の「黒みりん」は、高級な和風リキュールのよう!また紅白なます、お雑煮、お煮しめのアクセントとして使いたい三大七味のひとつ、八幡屋礒五郎の「七味唐からし」。鰹節をもっともおいしくする方法を守る鰹節店の「田子節醤油」は、どれも正統派かつ実直な品ばかりです。

【新潟県】本みりん 三年熟成品 麹の蜜(八海醸造株式会社)

Photo by 丸山夏名美

日本酒の名門として誰もが知る八海醸造。「最高の素材を贅沢に使い、最良の人材が持てる力をすべて注ぎ込み(略)」という志のとおり、素晴らしい伝統と品質を守り抜いています。

そんな八海醸造の“本みりん”は三年熟成。深いコクとまろやかさ、米と米麹由来のすっきりとした上品な甘さが特徴で、素材の味を引き立てるだけでなく、“飲むみりん”としてロックやソーダ割りでも楽しめます。

おすすめの食べ方

Photo by 丸山夏名美

醸造所の方もおすすめしてくれたソーダ割り。なんとも高級でどこまでも深い味わい!今まで使ってきた本みりんとまったく別物で衝撃を受けました。

Photo by 丸山夏名美

マロンパイ&アイスクリームのデザートにかけて食べれば、高級で華やかな甘さが口の中に一気に広がります。お手頃価格なアイスクリームでも、これをかけるだけで相当味わいが変わりますよ。

Photo by 丸山夏名美

味噌とみりんを混ぜて卵の黄身漬けに。「本みりん」には甘みもコクも入っているのですごくおいしい……!お粥にのせれば、なんとも贅沢な朝ごはんになります。

商品情報

■販売者:八海醸造株式会社
■商品名:本みりん 三年熟成品 麹の蜜
■内容量:500ml
■価格:1,232円(税込)

【長野県】七味唐からし / ゆず七味 / 焙煎一味(八幡屋礒五郎)

Photo by 八幡屋礒五郎

「三大七味」のひとつとして有名な280年以上続く老舗、八幡屋礒五郎。御三家のなかでも、辛味と香りの調和のとれた独特の味わいが特徴。厳選された素材を使い、風味を大切にした七味は、昔から続く独自の製法で造られているそうです。

七味唐からしのほか、一味、ゆず七味、深煎七味などラインアップも充実。薬味が入ったミニ缶のデザインはどれもかわいらしく、全部そろえたくなってしまうほど。自分用にも贈呈用にもおすすめです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ