【主菜】山賊焼き風(調理時間:20分)

Photo by macaroni

名前から “ガッツリさ” を連想させる山賊焼きは、長野県のご当地グルメ!これは鶏の1枚肉を、そのまま使う豪快な料理。にんにく醤油の効いた下味に漬けて、粉をまぶして揚げるのが一般的です。

山賊は人から物を「取り上げる」と「鶏揚げる」をかけて生まれたもので、中信地方の食堂や居酒屋を中心に、親しまれています。

今回は給食レシピとして小さめのできあがりですが、皆さんは、まるっと鶏肉1枚でチャレンジしてみてください!

材料(1人前)

・鶏もも肉……80g
・片栗粉……適量
・サラダ油……適量

【下味】
・味付塩こしょう……少々
・しょうがすりおろし……少々
・にんにくすりおろし……少々
・酒……小さじ1杯
・砂糖……少々
・しょうゆ……小さじ1杯

付け合わせ

・キャベツ……50g
・砂糖……少々
・酢……小さじ1/2杯
・薄口しょうゆ……小さじ1/2杯

作り方

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1. 下味の材料を合わせたら、鶏もも肉を10分ほど漬け込み、汁気を取ってから全面に片栗粉をまぶします。ここでのポイントは、余分な水分をキッチンペーパーで拭き取ってから片栗粉をまぶすこと。そうすると衣がベチャッとしにくくなりますよ。

2. フライパンにサラダ油を深さ1〜2cm入れます。170℃に温めたら、鶏もも肉をこんがりときつね色になるまで揚げます。コツは、油に入れた直後、あまり菜箸で触らないようにすること。そうすると衣がはがれにくく、きれいな仕上がりになりますよ。

表面はきつね色なのに、中が生焼けだった……という場合は、油の温度が高すぎているかもしれません。揚げ始める前に、油が入った鍋に菜箸を入れ、細かい泡が出ていることを確認してから揚げてくださいね。

3. 揚げ物の付け合せと言ったら、やっぱりキャベツ!山賊焼きには生のキャベツを合わせるのが定番ですが、今回はレンチンして、さっぱりと酢醤油で味付け。

ボウルにキャベツをちぎり入れ、レンジで1分加熱します。キッチンペーパーで水気を拭き取ったら、砂糖、酢、薄口しょうゆを合わせて完成です。

【汁物】野菜たっぷりかきたま汁(調理時間:10分)

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給食の定番の1つ、汁物。今回は、彩りや食材のバランスを考えてかきたまスープにしました。具材には、長野県が生産量全国1位と言われているしめじに、にんじんと玉ねぎ、卵をプラス。

私の地域では、よく給食にアルファベットスープが登場しました。その名の通り、アルファベットの形をした小さなマカロニが入った洋風スープで、友達と楽しみながら食べていたのを思い出します。

汁の具材は冷蔵庫にある食材や、お好みのものでアレンジしてみてくださいね。

材料(1人前)

・しめじ……30g
・玉ねぎ……20g
・にんじん……10g
・水……250cc
・鶏ガラスープの素……小さじ1/2杯
・塩……少々
・しょうゆ……小さじ2杯
・水溶き片栗粉……片栗粉 小さじ1/2杯、水 小さじ1杯
・溶き卵……1/2個分

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