ライター : マカロニメイトニュース

本日のゲストは……?

Photo by @mxoxkxexn

も。けん さん
本日のゲストは、年間200個以上のプリンを食べるという も。けん さん。国内のみならず海外のプリンも食べ歩くという正真正銘のプリンマニアですが、こだわり抜いた手作りプリンがInstagramで話題に。今回はそんな も。けん さんにお話を伺いました。

とにかく研究熱心!プリン作りの世界。

プリンの偏愛歴を教えてください。

「2年ほどです」

プリンを愛するようになったきっかけを教えてください。

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「小さい頃『モロゾフ』のプリンを食べる機会が多く、プリンは身近なスイーツでした。それからしばらくプリンを意識して食べることがなくなりました(食べるとしても『淡路島焼きプリン』ばっかりでした 笑)。

しかし、2018年の夏に友達と旅行で訪れた金沢で、衝撃的なプリンに出会うことになります。そのときに『美味しい』と思ったことはもちろんですが、どこか懐かしい味、安心感さえ感じる味、そして何より気張らず食べられる、そんなスイーツがプリンだと改めて実感しました。

そこからプリンの執着ともいえる『も。けんの#プリ活』が始まり、それ以降仕事が休みの週末には、カフェや喫茶店をハシゴして4,5軒まわることも。

また、国内だけでなく台湾、アメリカ、フランスでもプリンを食べ歩き(笑)、結果、1年で200個ほど食べる羽目になりました……。考えれば、その1年間の私生活はプリン中心で、プリンを食べたいがためにランチや夜ご飯を食べなかったくらいです」

さまざまな種類があるプリンですが、どのようなタイプが一番好きですか?

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「固め系が好きです。固め系といっても人によってはやわく感じることもありますが、も。けんの基準は “型から外しても自立している” ことです。

まずは見た目からアプローチしてきてほしいので(笑)。ぷるぷると揺れるもよし、直立不動の確固たる意志を見せつけてくるもよしです。それぞれを口に含んだ時に、とろけるような口あたり、しっかりと歯ごたえのある弾力性に富んだ質感、ねっとりと口にまとわりつく粘性など三者三様の個性を感じるのがとても楽しいです」

プリン作りにここまでのめり込んだ理由はなんですか?

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「元々プリンに限らず興味をもったものは、“食べたい欲” よりも “作りたい欲” のほうが強い人間です。作りたい欲求は、言い換えれば “作ったことによる達成感を得たい欲求” でもあります。

しかしプリンを巡っていた1年間は、衝撃を受けたプリンを再現したいと思っていたものの、より多くのプリンを知りたいという衝動からプリン作りでなくお店巡りの時間にあてていました。

そして外出自粛期間をきっかけに、今まで考えていたアイデアを形にしようと思い、プリン作りに取りかかりました。また、自宅でおいしいプリンを作ってみたいという需要がきっとあると信じ、作ったレシピをSNSを通じて発信していました。結果として、たくさんの方にレシピを参考にしていただいてとてもうれしいですね」

プリンが上手にできあがった瞬間の気持ちや心の変化を教えてください。

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「達成感とともに “愛おしい” が一番しっくりくる感情かもしれません。焼きあがるまで50〜60分程度かかりますが、オーブンの前でずっと焼きあがるのを待っていることもありました。それほどまでにうまく焼きあがるかどうかが心配なんです。

しかし、最後の難関は型外し。型崩れしないように、表面に傷をつけないように丁寧に扱うその時間も含めて、おいしく、美しく出来上がったプリンには愛着が湧きます」

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