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プルーンの栄養と効果効能
栄養
- 便秘対策に役立つ「食物繊維」
- 塩分の排出を促して血圧を下げる「カリウム」
- 貧血対策に役立つ「鉄分」
- 抵抗力を強める「ビタミンA」
- 赤血球の生産を助ける「葉酸」
- 強い抗酸化作用を持つ「ネオクロロゲン酸」
便秘対策に役立つ「食物繊維」
プルーン100gあたりに含まれる食物繊維の量は生のプルーンで1.9g、ドライプルーンで7.1gです。食物繊維には水溶性と不溶性があり、プルーンはどちらも豊富です。
どちらの食物繊維も腸内細菌の餌となって腸内環境を整えるために役立ちます。また、不溶性食物繊維は水分を含むと膨れる性質がある栄養素。水分を含みかさ増しされた便が大腸を刺激し、便の排出を促します。(※1,2,3)
どちらの食物繊維も腸内細菌の餌となって腸内環境を整えるために役立ちます。また、不溶性食物繊維は水分を含むと膨れる性質がある栄養素。水分を含みかさ増しされた便が大腸を刺激し、便の排出を促します。(※1,2,3)
塩分の排出を促して血圧を下げる「カリウム」
100gあたりに含まれるカリウムは、生のプルーンで220mg、ドライプルーンで730mgです。
塩分を多く摂取すると血圧が上がりますが、カリウムには腎臓でのナトリウム(塩分)の再吸収を抑えて尿への排出を促すはたらきがあるのです。そのため、カリウムには血圧を下げる作用があることが知られています。(※1,2,4,5)
塩分を多く摂取すると血圧が上がりますが、カリウムには腎臓でのナトリウム(塩分)の再吸収を抑えて尿への排出を促すはたらきがあるのです。そのため、カリウムには血圧を下げる作用があることが知られています。(※1,2,4,5)
貧血対策に役立つ「鉄分」
プルーンには血液中のヘモグロビンの構成成分となる鉄を多く含みます。100gあたりに含まれる鉄は生のプルーンで0.2mg、ドライプルーンで1.1mgです。
ヘモグロビンは全身の細胞に酸素を運ぶ役割があり、鉄が不足すると貧血になって体の重さ、疲れやすさを感じるようになります。持ち運びしやすく手軽に食べられるドライプルーンは鉄を補給するおやつに適しています。(※1,2,6)
ヘモグロビンは全身の細胞に酸素を運ぶ役割があり、鉄が不足すると貧血になって体の重さ、疲れやすさを感じるようになります。持ち運びしやすく手軽に食べられるドライプルーンは鉄を補給するおやつに適しています。(※1,2,6)
抵抗力を強める「ビタミンA」
100gあたりに含まれるビタミンAは生のプルーンで40μg、ドライプルーンで100μgです。
ビタミンAには皮膚や粘膜の健康を保ち、抵抗力を強めるはたらきがあります。また、体内に侵入した病原体に対してはたらく白血球細胞の発生や分化にもビタミンAは役立つため、抗感染症ビタミンと呼ばれます。(※1,2,7)
ビタミンAには皮膚や粘膜の健康を保ち、抵抗力を強めるはたらきがあります。また、体内に侵入した病原体に対してはたらく白血球細胞の発生や分化にもビタミンAは役立つため、抗感染症ビタミンと呼ばれます。(※1,2,7)
赤血球の生産を助ける「葉酸」
100gあたりに含まれる葉酸は生のプルーンで35μg、ドライプルーンで3μgです。
葉酸はビタミンB12と一緒に赤血球の産生を助けるため、「造血のビタミン」と呼ばれます。葉酸は光や熱に不安定な物質なので、生のプルーンのほうが多く含まれます。(※1,2,8)
葉酸はビタミンB12と一緒に赤血球の産生を助けるため、「造血のビタミン」と呼ばれます。葉酸は光や熱に不安定な物質なので、生のプルーンのほうが多く含まれます。(※1,2,8)
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