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Q. 桃の皮は食べられる?栄養はある?
A:桃の皮には、カテキンが含まれています。カテキンには強い抗酸化作用があり、活性酸素の増加を抑制します。また血糖値の上昇を抑えたり、体脂肪を減少させたり、口臭や虫歯になりにくくしたりするはたらきも。
皮ごと食べるときは、しっかり洗って産毛を落とすと食べやすいですよ。(※12,13)
皮ごと食べるときは、しっかり洗って産毛を落とすと食べやすいですよ。(※12,13)
Q. 桃の栄養価は白桃と黄桃で違う?
A:缶詰の白桃と黄桃の栄養価を比べてみました。食物繊維は、黄桃が100gあたり1.4g、白桃は0.3g。また黄桃のβ-カロテンは100gあたり210μg、ビタミンEは1.2mgですが、白桃はβ-カロテンが微量、ビタミンEは0mgです。
黄桃のほうが、白桃より栄養価が高いと考えられます。(※14,15)
黄桃のほうが、白桃より栄養価が高いと考えられます。(※14,15)
Q. 桃の栄養価は缶詰と生で違う?
A:生の桃と缶詰の桃の栄養素の違いは、大きく分けてふたつあります。ひとつめが「糖質」です。缶詰の桃は甘いシロップで桃を漬けているため、糖質が上がってしまいます。缶詰の糖質は100gあたり19.5gで、生の8.9gと比べて2倍以上多くなります。
ふたつめが「カリウム」「ビタミンC」です。カリウムやビタミンCは水に溶ける性質なので、缶詰のシロップに流れ出て摂取量が少なくなってしまいます。(※2,4,15,16)
ふたつめが「カリウム」「ビタミンC」です。カリウムやビタミンCは水に溶ける性質なので、缶詰のシロップに流れ出て摂取量が少なくなってしまいます。(※2,4,15,16)
Q. 桃の栄養は妊婦が摂り入れても平気?
A:妊娠中は大腸が圧迫され便秘になりやすいのですが、桃は、腸内環境を整えるはたらきがあるペクチンを含んでいます。また鉄は、胎児の発育に影響を与える大切なミネラル。桃に含まれるビタミンCは、鉄の吸収率を上げる作用があります。
そのほか桃は、ナトリウム(塩分)の摂り過ぎによるむくみ対策になるカリウムも含んでいますよ。(※1,2,3,17)
そのほか桃は、ナトリウム(塩分)の摂り過ぎによるむくみ対策になるカリウムも含んでいますよ。(※1,2,3,17)
桃の栄養を効率よく摂り入れよう!
桃は、肌の健康に役立つビタミンや腸の健康に役立つペクチン、むくみ対策になるカリウムなどの栄養が豊富です。また桃は、オリーブオイルのような油と一緒に摂ると、ビタミンEが効率よく吸収できます。ご紹介した情報を参考にしながら、栄養たっぷりな桃を料理に取り入れてくださいね。
【参考文献】
(2023/06/19参照)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。