3. 海老をたれにひと晩漬ける

Photo by muccinpurin

下処理した海老をジッパー付きの袋に入れ、静かに漬けだれを注ぎます。空気を抜くようにして口を閉じ、冷蔵庫でひと晩漬け込みましょう。

ビンや保存容器を使う方法もありますが、海老全体を浸すためにはどうしても調味料をたくさん使わなくてはなりません。今回はなるべく少ない調味料で済むようにジッパー付きの袋で作る方法を紹介しています。しっかりと空気を抜くことで全体に調味料がいきわたりますよ。

海老のひげや足で袋に穴が開きやすいので、なるべく厚手の袋を使い、バットなどにのせてから冷蔵庫に入れると、万が一漬けだれが漏れても安心です。

ぷりっぷりで味染み…ビールが欲しくなる味!

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ひと晩しっかりと漬け込み、さっそくいただきます!

待った甲斐あり、にんにくの色からも分かるようにしっかりと味が染みている様子……。にんにく醤油の香りも食欲をそそります!

ちなみに、漬け時間は最低ひと晩ですが、さらに時間を置けばしっかりと味が入ります。生ものなので、1~2日で食べきるようにしてくださいね!

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見てください、この色。味が染み染みでおいしそうでしょう!

ぷりっとした海老の食感、噛むほどに広がる甘さ。にんにく醤油のパンチ力を海老の甘さが受け止め、いいバランスです。しょうがやねぎのおかげでややさっぱりした感じもあり、おつまみに最高~!

相性を確かめるために、ビールを失礼します。……うん、間違いないですね!

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にんにく醤油と海老の匂いがかなり強めなので、殻をむくときは手袋の着用を推奨します。生のまま口に入れるので、衛生面を考えても手袋を使ったほうが安心して食べられますよ。

頭を取って、殻をむいて……残った頭はお味噌汁に入れると出汁が出てこちらも絶品なので、捨てずに試してみてくださいね。

カンジャンセウ丼が無敵の味!

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おいしさのあまり、ついついそのまま食べきってしまいそうですが、丼アレンジもおすすめなので、ぐっと堪えてください。

ごはんの上に殻をむいて食べやすい大きさに切ったカンジャンセウをのせ、卵黄をぽとり。漬けだれをたっぷりとかけて召し上がれ♪

もしもご家庭に大葉があれば、ごはんに敷くと風味がアップします。さらに、ごま油をたらすともう向かうところ敵なし。海老の旨みが詰まった、漬けだれまで残さず使い切る最強アレンジです。

味のアレンジも自由自在!

今回はどこのご家庭にもある調味料を使いましたが、簡単にアレンジできるのがカンジャンセウの魅力。

昆布を一緒に漬け込めば旨みがアップしますし、ごま油を加えれば香ばしさが加わります。昆布がなければ昆布茶を使うなど工夫してみてくださいね。

海老のサイズによって漬け時間が変わるので、大ぶりのものは長めに、小ぶりのものは短めに調整してください。

ヤンニョムセウもおすすめ

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飲兵衛さんには、コチュジャンだれに漬けたヤンニョムセウもおすすめです。ちょっぴり味が濃いめですが、香りだけでお酒がすすむ、家飲みにぴったりのおつまみですよ。

コチュジャンにごま油、おろしにんにく、はちみつなどを混ぜ合わせ、海老を和えて漬け込みます。粘度があるたれなので、和えるときに海老が傷つかないように気を付けてくださいね。ゴムベラなどで表面にやさしく塗るだけでもしっかりと味が染みてくれますよ。

和えるだけの「即席キムチだれ」が応用できます。ヤンニョムセウには野菜は使わず、調味料を混ぜ合わせるだけなので、分量の参考にしてみてくださいね。

カンジャンセウ…あなどれないおいしさ!

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香味野菜を入れた調味料に漬け込むだけで手軽にできるカンジャンセウ。にんにくの量や調味料の組み合わせを変えることで、甘めや味濃い目にアレンジできるのも人気の理由かもしれません。

家飲みのお供に、ごはんにのせて丼に。家族みんなで楽しめるカンジャンセウで、本場韓国の味を味わってみてくださいね♪

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