コレステロール値を下げる

水溶性食物繊維にはコレステロールを吸着して体外に排出する作用があり、血中のコレステロール値を低下させるのに役立ちます。

コレステロールは細胞膜やホルモンを作る材料となる栄養素ですが、血液中のコレステロールが過剰になると生活習慣病の原因となってしまいます。水溶性食物繊維は、コレステロール値が気になる方におすすめの栄養素です。(※4,6)

ところてんダイエットのやり方

一般的なやり方

ところてんダイエットは、毎回の食事前にところてんを食べるのが基本的なやり方です。ところてんを食べてお腹を満たしておくことで、過食の抑制につながります。

なかには主食の代わりにところてんを食べるという方法もありますが、栄養バランスが崩れるおそれがあるため、おすすめできません。

管理栄養士おすすめのやり方

ところてんダイエットのおすすめのやり方は、主食・主菜・副菜・汁物がそろったバランスのよい食事を基本として、ところてんを使った副菜や汁物を取り入れること。ところてんには糖質やたんぱく質がほとんど含まれていないため、主食や主菜は適量を食べてくださいね。

また、間食やデザートなど甘いものが食べたくなったときの代用品として、ところてんを選ぶのもおすすめです。

一日に食べる目安量

ところてんを食べる目安量は、一食あたり100~150g。毎食食べてもよいのですが、身体に負担がかかる場合があります。ところてんを食べる頻度は、まずは一日に一回からはじめましょう。

ところてんを食べる量や頻度を増やす際は、ご自身で体調を確認してくださいね。

食べるタイミング

ところてんを食べるタイミングは、食事前がベスト。水溶性食物繊維のはたらきにより糖質の吸収スピードがゆるやかになるうえに、満腹感を得られて食べ過ぎを抑えられます。

とくに、食事の摂取量が多くなりがちな夕食時に実践するのがおすすめ。ところてんを食べてから、食事をはじめましょう。(※4,5)
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