ライター : ako0811

イカの冷凍保存方法

Photo by ako0811

イカは、炒めたり、煮たり、揚げたり……と調理方法がとても豊富ですね。特売でお安く手に入ったときは、下処理をして冷凍ストックしてみませんか?部位ごとに冷凍しておくと、欲しいときに好みの部位がすぐに使えて便利ですよ。臭みを感じさせず、上手に下処理する方法から、冷凍保存・解凍方法までご紹介します。

用意するもの

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  • するめイカ 1杯

イカの下処理方法

1.腹ワタを取り除く

腹ワタを胴体から抜く様子

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イカを冷凍するときは、傷みやすいワタや内臓部分は取り除いておきます。まな板にイカを置き、胴体の中の顔部分に指を入れて、やさしく足の部分を引き抜きます。ワタや内臓がごっそり取り除けますよ。 内臓が取り除けたら、胴体の中をしっかり洗っておきましょう。

2.ゲソを切り取る

内臓とゲソを切り分ける様子

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内臓とゲソを切り分けます。目の少し上の部分をカットしましょう。内臓を傷つけないように切ると、まな板が汚れず洗い物が楽ですよ。

3.エンペラを外す

イカの耳(エンペラ)を取っている様子

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イカの耳(エンペラ)部分をはがしましょう。胴体に沿って引きはがすと、骨も一緒に取り除けます。

4.胴体の皮をはぐ

イカの胴体の皮をはぐ様子

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見た目の美しさとやわらかい歯ごたえを重視するために、皮はきれいに取り除きましょう。エンペラをはがすとひとつ穴があきます。そこからゆっくりはがしていくと簡単です。はがれにくい箇所があれば、ぬらしたキッチンペーパーでこすりましょう。
皮がむけた様子

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皮がむけたら流水でさっと洗い、水気をふき取りましょう。料理に応じて、丸ごと冷凍するか、開いて冷凍するかを判断してください。

5.くちばしを取り除き、ゲソを切り離す

くちばしとゲソを切り分ける様子

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目の部分とゲソの間に包丁を入れて切り離しましょう。くちばしは、硬い部分を押さえると、簡単に取り外せます。
ゲソの先を切り取る様子

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ゲソの先の部分は口当たりが悪いので、少しカットしておきましょう。

6.部位ごとにラップをして保存する

部位ごとにラップをして冷凍する様子

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胴体、エンペラ、ゲソの3つの部分に分けて空気が入らないようにぴったりラップをします。保存袋に入れて冷凍しましょう。

冷凍保存方法

保存は、部位ごとに分けておくと、レシピに応じて使い分けられるので便利です。

生のイカが傷まないように、内臓などの下処理を終えたら、空気にふれないようぴったりラップをして急速冷凍できますよ。ステンレス製のトレイを使うと急冷が可能ですよ。

保存するときのコツ

生のイカは、傷みやすい腹ワタや骨、くちばしや皮などをきれいに取り除きましょう。家庭の冷凍庫では急冷速度が遅いので、下処理をせずに冷凍すると、生臭さを感じる原因になってしまいます。また、水分もきちんとふき取って保存することで、おいしく冷凍できます。

冷凍したイカの賞味期限&解凍方法

水分の少ないイカは、冷凍しても鮮度が落ちにくく保存に適しています。下処理をしたイカは冷凍庫で1ケ月ほど保存可能です。

食べるときは、冷蔵庫に移して半日程度かけてゆっくり解凍するか、流水で解凍しましょう。解凍しすぎると水臭くなってしまいがちなので、半解凍くらいで調理するとおいしくいただけます。

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