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■お風呂上りが効果的
お風呂上りは身体が温まり、血流も良くなっているので、むくみマッサージには最適な時間帯です。一日でたまったむくみをリセットするつもりで、お風呂上りに行ってみてください。
■全身状態が安定していないときは行わない
心不全や腎不全などの疾患が原因となってむくみを生じている場合、セルフマッサージを行うには注意が必要です。
上記の疾患が悪化してむくみが出ている時に、むくみを中枢に戻すと、さらに心臓や腎臓に負担をかけることになってしまうことがあります。
上記疾患がある場合には、主治医にマッサージを行っても良いか確認してから始めるようにしましょう。
むくみ予防で気を付けること
■適度な水分摂取をする
水分不足だと、血液内の水分濃度が下がって血液がどろどろになり、腎臓や心臓に負担をかけてしまいます。一方、水分を摂りすぎると、血液の水分量が増えすぎてむくみの原因となります。
食べ物からの水分摂取を除く飲水の目安は、1日1.5lです。これを目標にこまめに少しずつ飲むようにしましょう。
ただし、コーヒーや紅茶、アルコールは利尿作用があるので、水分摂取として換算できません。水やカフェインフリーのお茶で摂取することが理想的です。
■適度に体を動かす
長時間同じ姿勢を続けていると血流が悪くなり、むくみの原因になります。ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動を習慣的に行うと、血流が良くなり、むくみが改善しやすくなります。
忙しく改めて運動する時間を設けることが難しい方は、通勤や通学、買い物にでかけるときなどに、車やバスに乗らず、徒歩や自転車で積極的に身体を動かすようにするだけでも効果的です。
■疲労をためすぎない
疲労をためすぎると、腎臓に負担がかかって腎臓機能が低下します。こうなると、尿からの余分な水分の排泄がうまくできなくなってしまい、むくみにつながります。
睡眠不足や過労に注意しましょう。特に、腎不全の方はこまめに横になるなどして積極的に休息を取るように心がけましょう。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。