ライター : leiamama

webライター

フライパンで作るシーフードパエリアの基本レシピ

Photo by leiamama

調理時間 30
そもそもパエリアはスペインの家庭料理で、レシピは意外にシンプル。魚介類とサフランを準備すれば、手軽にレストランの味が再現できます。そのままシェアできるので、テーブルも華やぎますよ。ぜひ一度お試しください。

作るときのコツ

  1. 有頭えびを使うと殻からも旨みが溶け出し、見た目もリッチに! あさりはぜひ殻付きのままで使ってください。いかがない場合は、あさりの量を増やしてください。
  2. 米を洗ってしまうと具材の旨みを吸いにくくなるので、洗わずに使うのがスペイン流です。
  3. フライパンでパエリアを作る場合、必要量に合わせてフライパンのサイズを変えることがポイント。2人前であれば22cmサイズがちょうどよく、4人前は28cmがおすすめです。
  4. パエリアを焦げ付かせないよう、フッ素加工またはテフロン製のフライパンを選びましょう。具材を入れた直後や最後の仕上げ以外は、弱火でじっくり火を通します。
  5. パエリア特有の黄色いライスはサフランを使用します。手元にない場合はターメリックでの代用が可能。サフランは水に浸すことで色が移りますが、ターメリックは油によって溶け出します。浸す手間を省けるので、より手軽にパエリアが作れますよ。

材料(2人分)

Photo by leiamama

作り方

1.魚介類を炒める

フライパンで炒めているえびやあさり、いか

Photo by leiamama

熱したフライパンにオリーブ油を入れ、えびとあさり、いかを軽く炒めます。白ワインを大さじ1杯入れあさりの殻が開いたら、火を止めて具材を取り出します。 炒めたときに出た煮汁には旨みエキスがたっぷり含まれていますので、必ずとっておきましょう。

2.にんにくで玉ねぎを炒める

熱したフライパンで炒めているにんにくと玉ねぎ

Photo by leiamama

魚介類を炒めたフライパンにオリーブオイル(分量外)を足し、にんにくを炒めます。香りが立ったら玉ねぎを加え、透き通るまで炒めます。

3.米を炒める

米を加えた、玉ねぎを炒めているフライパン

Photo by leiamama

米を洗わず、フライパンに加えてオリーブオイルをなじませます。

4.スープを注ぐ

パエリアのスープを加えた、米と玉ねぎを炒めているフライパン

Photo by leiamama

全体に油がなじんだら、a.の材料と魚介類の煮汁を加えて混ぜ合わせます。

5.フタをして炊く

フタをして、パエリアを炊いているフライパン

Photo by leiamama

スープが煮立ったらフタをして、弱火で12分煮込みます。一旦フタを開け、炒めた魚介類とパプリカを彩りよく並べ、再度フタをして8分炊き込みます。時間になったら火を止め、5分蒸らしてください。

6.盛り付ける

完成したパエリア

Photo by leiamama

パセリを散らし、くし切りにしたレモン(分量外)を添えたら、フライパンのままテーブルに運んで熱々を召し上がってください。

3合分の分量

米を3合にする場合は、200ccの水とコンソメを1/2個増やしてください。できればあさりなども増量して、炒めるときの白ワインを大さじ1杯プラスするとおいしくできあがります。

家族や仲間とパエリアパーティーはいかが?

パエリアはスペインを代表する人気料理。本場バレンシア地方ではパエリアの祭りがあるほど、陽気な仲間や家族が集まって食べる料理です。「調理中は混ぜない」というのが鉄則で、多少の焦げ付きは問題なし。おこげとして、おいしくいただきます。

パエリア鍋がなくても、フライパンで十分。豪華な具材がなくても、冷凍シーフードミックスやソーセージを使ったり、野菜だけで作ったりと、アレンジはさまざまです。アウトドア料理になるのも魅力のひとつ。これからのパーティーシーズンのメインにいかがですか?

編集部のおすすめ