ライター : shucyan

フードアナリスト / 江戸ソバリエ / ソルトマイスター

「日本ワインを愛する会」会員。フードライターとして新聞・雑誌・ムック本などの紙媒体を始め、これまで複数のグルメサイト、SNSで執筆・情報提供を行い、日本テレビ「ZIP」、テレビ朝…もっとみる

通販でも失敗しないタラバガニの選び方

メスよりオスを

カニはオスとメスのどちらがお好きですか?メスの魅力は何と言っても卵の存在ですね。産卵期のメスは卵(内子・外子)を抱えており、見た目的にも驚きがあります。 ところが市場でメスのタラバガニを見かけることは滅多にありません。よいうのも資源保護の観点から日本ではタラバガニのメスを捕獲することを禁止しており、捕まえてもリリースするしかありません。販売については特に規制がありませんので、輸入されたメスのタラバガニが市場に出てくることもあります。 一方で身のおいしさについてはメスは産卵のためにエネルギーを消費してしまうので、オスに軍配が上がります。体格もオスの方が大きいです。

購入は旬の時期に

日本に出回っているタラバガニの大半は、ロシア(オホーツク海)やアラスカ(ベーリング海峡)など。オホーツク海産の旬は、流氷が溶けてプランクトンが繁殖する春から夏にかけてで、寒さの厳しい北海道産も同様です。 一方のベーリング海は冬が漁の解禁期間で、漁船ごとに漁獲割当量が決められています。なので、お買い求めるタラバガニの産地によって旬の時期が変わります。

産地による味の違い

絶品だけど高価な北海道産

北海道産は豊富なプランクトンが流れて来るので味には定評があり、水揚げ後に迅速な処理 をされるので新鮮さが魅力ですが、それだけに高価でご家庭には不向きです。北海道では禁 漁区、禁漁期間などもありますから獲ることができる期間は限られています。

ロシア産

北海道産と同じくオホーツク海でもプランクトンが大量に増殖します。ロシア産のカニは新 鮮さを保つために生きたまま日本へと運ばれて、国内で加工されるそうなので鮮度にも遜色がありません。

カナダ産

最近、スーパーや飲食店などでカナダ産の食材の目にすることが増えて来ました。例えば馬肉やメープルシロップなど。カナダ産のカニと言われてもピンと来ないかもしれませんが、カナダ政府はエリアによって漁獲量を厳しく制限管理しており、生きたままのカニを運ぶ漁船も多く、鮮度は抜群です。
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