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菜の花とは
春の訪れを告げる「菜の花」 一面鮮やかな黄色に染まった菜の花畑は見る人の心まで明るく温かい気持ちにしてくれます。
菜の花は、見るだけでなく花芽を食べる食用もあります。見た目からは想像できないほろ苦い大人の味わい。短い季節しか味わうことができない贅沢な食材です。菜の花は、おひたしや和えだけでなく揚げたり焼いたりなどアレンジも豊富です。
菜の花は、観賞用・採取油用・食用といろんな品種改良がなされており、地域によっては食用の菜の花を「なばな」と呼ぶこともあります。
今回は、食用の菜の花について詳しくお届けします。
菜の花のおいしい季節と産地
おいしい季節
春の食材として代表的な菜の花。本来の旬は2月〜3月なのですが、品種改良され1月〜4月頃まで出回ります。また、京野菜としても有名な「寒咲花菜」などは11月末から出回ることもあります。
産地
食用の菜の花の産地は、千葉県の南房総地域が生産量がもっとも多く、次いで徳島県、香川県、高知県と四国で多く作られている特徴があります。京野菜ブランドの「寒咲花菜」などは長岡京市などで栽培されており、料亭などに人気があります。
菜の花の選び方と保存方法
選び方
菜の花はつぼみのまま花茎と共に収穫されています。購入するときは、花が咲いていないもの、茎がしっかりしているもの、切り口が変色していないものを選ぶようにしましょう。花が開いているものは、苦味が強く出てしまうので注意してください。
保存方法
菜の花は、新聞紙やキッチンペーパーを湿らせ包んだら、保存袋に入れ立たせるように冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。保存期間は2〜3日程度なので、できれば一度に食べきることをおすすめします。
冷凍保存したい場合は、一度サッとゆでてから小分けにし、ラップなどで包んだら保存袋に入れ冷凍してください。保存期間は1ヶ月程度です。できるだけ早めに食べきるようにしましょう。
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