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四角豆って知ってる?どんな野菜?
四角豆とは、熱帯アジアが原産の野菜。実の断面がひだの付いた四角形であることから日本ではこのように呼ばれ、英語ではwinged bean(翼のあるマメ)と呼ばれています。ビルマやインド、インドネシア、パプアニューギニア、日本では沖縄県や小笠原諸島で栽培されています。
食べられるのは豆のさやの部分だけではなく、葉や花、種子、葉が枯れた後地中にできるイモなどすべての部分が食べることができますが、日本では若いさやを食べるのが一般的になっています。
主な産地と旬の時期
四角豆はタイ、インドネシア、マレーシアなどの熱帯アジアで広く栽培され、現地のエスニック料理に使われるだけでなく、日本へ輸出もされています。
日本では1960年代後半に沖縄で栽培が始まり、現在は沖縄県を中心に小笠原諸島や九州各地でも栽培されるようになりました。家庭菜園や緑のカーテンとしての栽培も広まっています。
沖縄では「うりずん豆」「シカクマーミ」と呼ばれて特産となっていて、旬の時期は9月から10月となっています。7月から9月でも実がなるよう改良された「ウリズン」と呼ばれる新しい品種もあります。
おいしい四角豆の選び方
四角豆はさやのヒダの部分がきれいにそろい、色が鮮やかで美しい緑色のものを選びましょう。鮮度が落ちてくると、全体に色が薄くなったり、ヒダがしなびてきたり、ヒダの端が黒く変色してきたりします。
四角豆の保存方法
温かい地方で採れる四角豆は、冷蔵庫に入れると低温障害が起きて傷みが早くなってしまいます。通気性のあるものに包んで、冷暗所で保存するのがいいでしょう。その状態で1週間ほどは持ちますが、なるべく早く食べるようにしましょう。
長期保存したい場合は、冷凍保存するのがおすすめ。さっと1分から2分固めにゆでてから冷凍します。調理に使うときは、炒め物やスープなら凍ったまま調理すればいいですよ。
四角豆の基本の食べ方
長さ15cmくらいの若いさやを煮たり、炒め物やてんぷらなどの揚げ物に、ゆでたものをサラダや和え物などで食べられています。東南アジアではスープの具にも使われています。軽く苦味はありますが、さっぱりとした味でくせはなく、サクサクした歯ごたえを楽しめますよ。
天ぷらは生のまま使いますが、そのほかは下ゆでしてから調理することが多いです。炒め物やスープなどなら1分から2分、サラダや和え物なら3分程度さやのままゆでて、冷水に落として色止めしてから切って使用します。
主菜、副菜、スープに♪ 四角豆のおすすめレシピ5選
1. こっくりしたごまの味わい。えのきと四角豆のごま和え
まずはさっと作れる和え物からご紹介します。えのきと四角豆のごま和えは、ゆでたえのきと四角豆をごまだれに和えるだけで簡単にできますよ。練りごまを使っているので、こっくりと深みのある味わいが、えのきと四角豆にからんでいます。ごま以外にもマヨネーズや味噌と和えてもおいしいですよ。
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