材料(4人分)

・なす(千両なす) … 8本 煮汁 ・出汁(かつお、昆布) … 1L ・干しえび … 20g ・酒 … 80cc ・みりん … 75cc ・薄口醬油 … 25cc ・唐辛子(お好みで) … 少々(輪切り) 薬味 ・生姜 … 適量  ・ミョウガ(お好みで) … 2個 ・大葉(お好みで) … 10枚

作り方(調理時間:約40分)

下準備

・調味料を計量しておく。 ・なすは、ヘタを切り取る。 ・生姜はすりおろしておく。 ・ミョウガと大葉は、刻む。 ・出汁に酒、みりん、薄口醤油、干し海老を入れて一度沸かす。干し海老が戻り、いい出汁が出る。 準備完了。調理スタート!

<下準備>

① なすは頭をおとし縦に8本ほど切り込みを入れ、冷水に10分ほどつけてパリッとさせる。 ポイント:切り目は、浅めに、皮だけ切るようなイメージ。

<煮る>

② 煮汁を沸かし煮立っているところに、茄子をまず2本入れる。再沸騰したらまた2本と、一気に入れず少しずつ入れる。 ポイント:なすを包み込む煮汁が、常に熱々の状態であるように。
③ 落し蓋をして、中~強火で20分程炊く。ピリ辛が好きな方は、仕上がる5分前に、輪切りの唐辛子(お好み)を入れるとよい。 ポイント:・なすが空気に触れると雑味がでてしまうため、必ず落し蓋をする。 ・ぷくぷくと沸騰している状態(落し蓋に煮汁が少しあがる程度)を保ちながら炊き続ける。
④ やわらかく煮えたら火からおろす。自然に冷ましてから、容器に煮汁ごと移す。ペーパータオルなどを上にかけフタをし数時間冷蔵庫へ入れて冷やす。 ポイント:・一晩おくとなお良い。 ・冷蔵庫で3日ほど日持ちする。

<盛り付け>

⑤ 食べる直前、器に盛り、おろし生姜(お好みで茗荷、大葉など)を添える。

完成!

「初めて作った料理が一度でうまくいく人は少ないでしょう。調理の感覚は、何度も何度も繰り返し作ることでつかむことができます。できるようになったら、自分好みの味に調整してみてください」と小室さん。 なすがびっくりするくらいやわらかく、煮汁がじゅわっと出て幸せの味でした。次回作るときは、唐辛子で辛みをつけたり、茗荷や大葉を添えていただこうと思います!

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