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グラサージュムースケーキのレシピ
グラサージュとは、ケーキやムースにかけて、表面につややかな光沢を出すことを意味します。ツヤッと仕上がったケーキをみると、思わずうっとりとしてしまいますよね。
代表的なのはグラサージュ・ショコラ。ほかにも、ミラーケーキなどに使われる鮮やかな色彩のものもグラサージュと呼びます。グラサージュの語源はグラッセと言われているんですよ。
材料(15cm大のケーキひとつより少し多め)
- 水 100cc
- グラニュー糖 180g
- 生クリーム(乳成分35%以上のもの) 110cc
- 純ココアパウダー 65g
- 粉ゼラチン 12g
- 冷水 大さじ3杯
きれいに仕上げるコツ
- グラサージュを上手にかけるコツは温度とスピード。ムースなどにかけて仕上げる場合は特に温度が重要になってきます。
- グラサージュの温度が高すぎるとムースが溶けてしまって台なしに。だからといって温度が低すぎると、一部分で固まってしまいます。適切な温度で一気に流しかけてあげるといいでしょう。
- もったいないとグラサージュを少なく作ってしまうのもNG。冷凍保存しておけるので多めに作ってきれいに仕上げてくださいね。
- かけたあとは不用意に触らないこと。気泡などが入てしあった場合は竹串などですぐにつぶしてあげてくださいね。
作り方
1.ゼラチンをふやかします。
Photo by mikA.K
ゼラチンに冷水を加ます。全体に水がいきわたるように混ぜたら、ふやかしておきましょう。
2.鍋に水と砂糖を入れ、煮立たせます。
Photo by mikA.K
鍋に水とグラニュー糖を入れ、火にかけます。グラニュー糖が溶けて、軽く沸騰するのが目安です。
3.生クリームとココアパウダーを加えます。
Photo by mikA.K
生クリームを入れ全体を軽くなじませたら、ココアパウダーを入れます。泡だて器に持ち替え、しっかりと混ぜ合わせて煮立たせましょう。
Photo by mikA.K
一度沸いたのが軽くおさまるくらいが目安です。焦げやすいので絶えず混ぜてください。
4.ふやかしておいたゼラチンを加えます。
Photo by mikA.K
火を止め、沸騰が落ちついた4に、ふやかしておいたゼラチンを加え、よく溶かします。
5.漉して温度を下げます。
Photo by mikA.K
ダマなどを取り除くために漉して、35~40℃まで温度が下がったら完成です。
Photo by mikA.K
急いで使いたい場合は氷水につけ、ゴムベラで混ぜながら冷やしてもOK。氷水に面している部分が先に固まりやすいので、混ぜていてくださいね。
6.グラサージュをかけていきます。
Photo by mikA.K
温度が下がったグラサージュと土台となるケーキ、パレットナイフを2本用意します。土台はケーキクーラーの上にのせ、下には少し大きめの受け皿を準備しましょう。
※今回はムースケーキで作りました。
7.真ん中からかけていきます。
Photo by mikA.K
真ん中からかけていきます。勢いよく流しかけて大丈夫ですよ。
8.周りにもかけていきます。
Photo by mikA.K
真ん中にかけた分が均等に流れてきたら、徐々に円を描くようにかけていきます。
Photo by mikA.K
側面にもきれいにかかるようにかけていきます。かけるというより垂らすというイメージで。
9.きれいにかかったら完成です。
Photo by mikA.K
全体にきれいにかかったら完成です。パレットナイフを軽く熱し、ケーキクーラーとケーキの隙間に入れてお皿に慎重に移しましょう。
グラサージュケーキのアレンジレシピ3選
1. ラズベリー風味のチーズムースケーキ
ラズベリーの真っ赤なグラサージュで仕上げるプチガトーのレシピ。グラサージュの下にはピンク色のチーズケーキが仕込まれています。ハートの形で仕上げればバレンタインや特別な記念日などにもピッタリですね。
2. マシュマロでチョコムースケーキ
コーヒーの風味が大人っぽいプチガトーのレシピ。土台のチョコムースはマシュマロで仕上げることで、簡単に作ることができちゃいます。牛乳パックで作れちゃうのもお手軽でうれしいポイントですね。四角い形がとてもかわいいひと品です。
3. いちご風味の真っ赤なミラーケーキ
こちらはいちごがふんだんに使われたミラーケーキ。真っ赤なグラサージュがとてもきれいに仕上がっていますね。いちごのジュレとヨーグルトムースの風味がとてもおいしく仕上がります。シンプルに仕上げても映えるひと品。
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