ライター : 永吉 みねこ

管理栄養士

南蛮味噌の基本レシピ

Photo by Mineko Ngayoshi

南蛮味噌とは、青唐辛子と味噌を炒め煮にしたもの。ごはんのお供にはもちろん、いろいろな料理にアレンジもできますよ。基本調味料で青唐辛子を炒め煮にするだけでOK。とても簡単な作り方をご紹介します。

材料(4人分)

Photo by Mineko Ngayoshi

コツ・ポイント

  1. 味噌や砂糖など焦げやすい調味料を使います。調味料を入れたら焦げないように注意しながら、弱火でじっくりと炒め煮しましょう。しっかり混ぜながら火を入れるのがポイントです。

作り方

1.青唐辛子を切る

透明な器に入った、小口切りの青唐辛子

Photo by Mineko Ngayoshi

青唐辛子を洗い、ヘタを切り落としたら、7mm幅くらいの小口切りにします。(このレシピでは種は残したままですが、辛さが苦手な方は種を取り除いてもOKです。)

2.青唐辛子を炒める

鍋で青唐辛子を炒めている様子

Photo by Mineko Ngayoshi

鍋にサラダ油を中火で熱し、青唐辛子をしんなりするまで炒めます。

3.材料を煮詰める

鍋で青唐辛子と調味料を炒め煮している様子

Photo by Mineko Ngayoshi

合わせみそ、酒、みりん、砂糖、塩を入れます。弱火にして、ぼってりするまで5分ほど炒め煮します。

南蛮味噌のおいしい食べ方と使い方

もっともシンプルな食べ方。ごはんにのせる

南蛮味噌の味わいをダイレクトに堪能するなら、炊き立て熱々のごはんにのせて、食べるのがもっともおすすめです。唐辛子の辛さと味噌のしょっぱさ、ほのかな甘味が、ごはん本来のおいしさを際立たせてくれます。

簡単にランチを済ませたい、おかずがないというときでも、南蛮味噌があればそれで十分。味噌汁や漬け物などを添えるだけで、ごはんがいくらでも食べられますよ。

食べ出したら止まらない。焼きおにぎりに塗る

南蛮味噌がごはんに合うなら、おにぎりに合わないはずがありません。中に具として詰めたり、ごはんに混ぜたりしても良いですが、表面に南蛮味噌を塗って、焼きおにぎりにするのが一番のおすすめ。焼けた味噌の香ばしい風味が、一段と食欲をそそります。

ただし塗りすぎると、かなり辛いので注意が必要です。辛さに弱い人や子どもには、量を加減してあげてください。

ピリ辛がおつまみによく合う。冷や奴にのせる

南蛮味噌のピリッとした辛さと味噌の塩気、香ばしさがお酒によく合います。日本酒好きには、そのまま舐めるだけでも、お酒がいくらでも飲めるという酒豪もいるほど。さすがにそこまでしなくても、おつまみに使うのも良いですね。

手軽なところでは、冷や奴にかけるしょうゆの代わりに、南蛮味噌をのせるがおすすめ。刻みねぎやみょうがなどをトッピングすると、味の変化を楽しめて、さらにおいしいですよ。

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