辛い、酸っぱい、さわやか!中国の八大料理「湖南料理」の特徴とは?

日本では四川料理が辛い料理として有名ですが、湖南料理は中国本土で四川料理と同じかそれ以上に辛いと言われているものなんです。生、発酵、乾燥とさまざまな唐辛子を使うことが多く、フルーティな辛味を味わえる湖南料理について紹介します。

2019年4月25日 更新

「湖南料理」とは?

湘南料理は日本ではあまり知名度はありませんが、中国では「八大料理」のひとつに数えられ、有名な料理の種類です。

中国の八大料理とは山東料理、江蘇料理、浙江料理、安徽料理、福建料理、広東料理、湖南料理、四川料理の8つ。

その由来は、元々清王朝末期から中華民国の初期にそれぞれの地方へとお抱えの料理人を連れて役人が出向いたことから、それぞれの地域で料理が確立されていったと考えられています。

日本では、これらの八大料理を大きく4つに区分することが多く、山東料理、上海料理、広東料理、四川料理という名称で広まっています。

湘南料理発祥の地は歴史が古い

湖南 街並み 湖南省 長沙

Photo by Snapmart

湖南料理の発祥の地、湖南省は内陸側に位置し、湿気が高いのが特徴です。人口はおよそ7100万人。中国の中では7番目に人口が多く、省の総面積は日本の約半分もあります。

省都は長沙で春秋戦国時代にはすでに楚に属し、郡も置かれていたなど古い歴史を持っていることから中国の国家歴史文化名城に指定されています。水墨画のような山の風景がある「張家界」もここ、湘南にあります。

湖南(フーナン)省発祥の料理

湖南 料理 辛い

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湘南省発祥の料理としては有名なものとしては酸辣湯や左宗棠鶏、黒臭豆腐が有名どころでしょうか。日本での4つの区分に置いて四川料理として有名な料理が多いです。

その中でもとくに酸っぱい、辛い料理が多いといえます。

湖南料理の味の特徴

湖南 料理 唐辛子

Photo by Snapmart

中国で一番辛味の強い料理と言えば四川、貴州、そして湖南と言われるほどとても地域的に辛い料理が多い湖南。

四川料理は「麻辣」というように痺れるような辛さが特徴的ですが、湖南は「酸辣」、「鮮辣」と言った言葉で表されます。酸辣はその名の通りお酢などによって酸っぱくて辛い、鮮辣は唐辛子を齧った時のようなガツンと来る強烈な辛さという意味です。

湖南料理は赤やオレンジ、青など色鮮やかな料理が多いのですが、それらは赤や青唐辛子を生、乾燥、漬けなどさまざまな調理方法によって使用しているからなのです。

湖南料理の代表的なメニュー5選

1. 酸辣湯(サンラータン)

酸辣湯はスープのひとつでお酢の酸味と唐辛子、コショウといったスパイスの風味を効かせた料理です。

酸味豊かでぴりっと心地のよい辛味がクセになる酸辣湯は椎茸、トマト、ネギ、タケノコといった野菜を沢山食べることができ、湖南では年間を通じて食べられています。日本では酸辣湯麺として麺を投入して食べることも多いです。

2. 剁椒鱼头(ディオ・ジャオ・ユー・トウ)

剁椒という唐辛子の漬け調味料と魚を使った湖南料理の定番ともいえる蒸し料理です。剁椒は刻んだ生の唐辛子ににんにく、ショウガ、砂糖、塩、酒を使用して5日程付け込んだもの。

酸味と辛味のバランスが良く、魚の臭みを上手く消してくれます。剁椒の酸味、辛味が蒸されたことによって魚まで上手く染み渡り、何とも言えない酸辣な味わいに一度食べ始めると箸が止まらなくなってしまうかも。
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miyuki_akabane

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