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4. ラムレーズンを作ります
耐熱容器にレーズンを入れ、熱湯を注いで15分ほど置きます。
その後湯を切り、ラム酒を入れて500wのレンジで30秒ほど加熱して冷ましておきます。
熱湯を注ぐと表面のワックスが取れて実がやわらかくなり、ラム酒の染み込みがよくなります。ラム酒を使わない場合は、熱湯に漬ける行程だけ行ってください。
準備した型の底にラムレーズンを散らします。
カットしにくいので、中央は少し空けておくのがポイントです。
作り方
1. 卵黄ベースを作ります
耐熱ボウルにクリームチーズを入れ、10秒ずつ電子レンジにかけながら木べらでなめらかになるまで混ぜます。
はじめからホイッパーを使うとクリームチーズが詰まるので、かならず木べらでほぐしてください。
やわらかくなったクリームチーズに、卵黄を1個ずつ入れてなめらかになるまで混ぜていきます。
卵黄がすべて混ざったら、振るった薄力粉を入れて粉っぽさがなくなるまで混ぜ合わせます。
材料を混ぜるたび、ボウルのフチやホイッパーに付いた生地をしっかりと拭ってよく混ぜます。
牛乳とレモン汁を入れてなめらかになるまで混ぜ合わせます。
材料がすべて混ざったら、目の細かい網で裏ごします。ここでしっかりとダマを取り除いておきましょう。
裏ごしたものは、大きなボウルに移し替えておきます。
2. メレンゲを作ります
卵白をボウルに入れ(半分くらい溶けていればそのまま泡立てて問題ありません)、☆を入れて泡立て始めます。
ハンドミキサーの速度は中速(5段階なら4か3)です。高速だと早く泡立ちますが、気泡が粗くなってしまいます。
グラニュー糖Bを3回に分けて加え、しっかりと艶のあるメレンゲを作ります。
砂糖を加えるたびに、ハンドミキサーの手ごたえが重くなっていくのがわかると思います。
最終的につのがお辞儀するくらいの固さまで持っていきます。
最後は低速で1分ほど混ぜて気泡の大きさを安定させてください。
3. ベースとメレンゲを混ぜ合わせます
卵黄ベースにメレンゲの1/3量を入れてホイッパーで混ぜます。
メレンゲを加えるときは、毎回メレンゲをホイッパーでほぐしてから加えてください。
ホイッパーで中央の生地を下から上に持ち上げるようにざっくりと混ぜます。
左手でボウルを手前に回しながら、右手に持ったホイッパーで混ぜていきます。
残りの生地を2回に分けて加え、それぞれゴムベラでふんわりと混ぜ合わせます。
4. 型に流して160℃のオーブンで焼きます
準備しておいた型に生地を流し、型ごと深めの容器に入れて湯せんします。
170℃に予熱しておいたオーブンを160℃に下げて40分、設定温度を140℃に下げて10分焼きます。
焼きあがったら、そのまま10分ほどオーブンのなかに入れたままにします。
型に流すときに、最後にゴムベラに付いた生地は入れないでください。
ボウルに残った生地も、一度きれいに取って型に流したら、それ以上は入れません。
メレンゲが死んだ生地が表面にのると、ふくらみが悪くなる上に、焼きあがったとき跡が残ってしまいます。
できあがりです!
表面の焼き色が均一で、しっかりと高さが出ています。焼きあがったらすぐにオーブンから出さないのは、急な温度変化でしぼむのを防ぐためです。
オーブンの機種によって焼き時間・温度は多少異なるので、できれば初回はこまめに様子を見ながらベストな焼き加減を見つけてくださいね。
手で触れるくらいになったら静かに型から外します。
何度見てもうっとりする焼き色ですね……。冷めても高さはさほど変わりません。
箱に入れて持ち運ぶ場合、完全に冷めてから入れるようにしてください。熱いうちに入れると蒸気がこもって表面にしわが寄り、ケーキ自体が縮んでしまいます。
クリームチーズのまろやかなコクと、卵のいい香りが部屋中を包みます♪ しっかりとメレンゲを立てて湯せん焼きしたことで、なめらかな口どけに仕上がりました。
濃厚なチーズにラムレーズンの香りがいいアクセントになっています。しゅわっと溶けてしまうので、ワンカットなんてあっという間に食べ終わってしまいますよ。
冷蔵庫で冷やしたり、レンジで10秒ほど温めたりと好みの食べ方を見つけてくださいね。
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