ライター : dressing

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寒い冬の味方になってくれる食材といえば「生姜」。 生のまま薬味として食べたり、炒め物や鍋に入れて加熱したりと、生姜はさまざまな調理法で親しまれている食材だが、実は一度「乾燥」させることで、生姜が持つ栄養を効率よく摂れるといわれている。 生姜は乾燥させると、体を温める働きが期待できるショウガオールが増えるといわれている。乾燥させた生姜をそのまま食べても良いが、ミルなどで粉末状にすれば、料理にも活用しやすくとっても便利。 今回は、基本の「乾燥生姜」の作り方と、寒い日にぴったりな「乾燥生姜」を活用したアレンジレシピを紹介する。

基本の「乾燥生姜」の作り方

「乾燥生姜」は、天日干しして作ることもできるが、家で手軽に作るならオーブン調理がオススメ。カラカラに乾かした生姜をミルで粉砕すれば、煮物にも炒め物にも、どんな料理にも使える万能調味料「乾燥生姜」の完成だ。 「乾燥生姜」は辛みがとても強いため、料理に活用するときは入れすぎに注意しよう。

材料 (2人分)

・生姜 … 1個(小さいものなら2個)

作り方(調理時間:70分)

① 生姜を包丁、もしくはスライサーで1~2mm程度の薄切りにする。
② クッキングシートをしいた天板に並べる。
③ 100℃に予熱したオーブンで乾燥するまで60分ほど焼く。
④ フードプロセッサー、もしくはミルで粉砕する。(※ミルの方が細かく仕上がる) 続いて、「乾燥生姜」をよりおいしくいただくためのアレンジレシピも合わせてご紹介しよう。

風邪予防にはこの食べ合わせがオススメ!「豚と白菜の生姜胡椒鍋」

生姜と相性の良い食材といえば、生姜焼きでおなじみの豚肉。まずは、この最強の組み合わせを存分に楽しめる「豚と白菜の生姜胡椒鍋」の作り方を紹介したい。 白菜から出た水分には野菜本来の甘みとうまみが、そして鶏がらスープと醤油のコクもたっぷり。そのエキスを吸ったジューシーな豚肉に、ピリッと刺激的な「乾燥生姜」と黒コショウ、芳ばしいゴマ油の香りが絶妙なバランスで絡み合う。 ニラに含まれるビタミンC、豚肉のビタミンB1、乾燥生姜のショウガオールを合わせてとることで、疲労回復をサポートし、風邪予防への貢献も期待できる。まさに冬にぴったりな鍋に仕上がった。

材料 (2人分)

・白菜 … 1/4株 ・ニラ … 1/2袋 ・豚ロース薄切り肉 … 200g ・水 … 600ml ・醤油 … 大さじ1 ・乾燥生姜 … 小さじ1 ・鶏ガラスープの素 … 小さじ1 ・唐辛子 … 3本 ・ゴマ油 … 大さじ1 ・粗挽き黒コショウ … 適量

作り方(調理時間:20分)

① 白菜はざく切りする。ニラは6cm幅に切る。豚ロース薄切り肉は5cm幅に切る。 ② 鍋に水、醤油、乾燥生姜、鶏ガラスープの素、唐辛子を入れて強火で熱し、沸騰したら白菜、豚肉を加えて火が通るまで煮る。味が薄ければ塩、コショウ(分量外、適量)で味を調える。 ③ ニラを中央にのせてゴマ油をまわしかけ、粗挽き黒コショウをたっぷりふる。

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