作り方(調理時間:20分)

① ミニトマトはヘタを取る。イタリアンパセリは粗みじんに切る。ニンニクは潰す。ブリの切り身は両面に塩を少々振って5分ほど置き、キッチンペーパーで水分を拭き取る。 ② 厚手の鍋に水、ブリ、アサリ、黒オリーブ、ミニトマト、ニンニク、白ワインを入れて蓋をし、中火で熱する。沸騰したら弱火にし、5分煮てアサリの殻が開き、ブリに火が通ったら火を止める。 ③ ニンニクを取り出し、塩、コショウで味を調えて器に盛る。エクストラバージンオリーブオイルを回しかけ、イタリアンパセリを散らす。

濃厚クリームにレモンの酸味がアクセント!「ブリのレモンクリーム煮」

最後に紹介するのは、ブリの切り身で手軽にできる「ブリのレモンクリーム煮」のレシピ。 煮物は和風だけでなく、クリーム煮にして洋風にアレンジするのもおすすめ。レモン果汁を加えることで、酸味のアクセントが加わりクリームのまろやかさも引き立つ。

材料(2人分)

・レモン(防腐剤、ワックス不使用のもの) … 1個 ・タマネギ … 1/2個 ・アスパラガス … 3本 ・ブリの切り身 … 2切れ ・醤油 … 小さじ1/2 ・オリーブオイル … 小さじ1 ・小麦粉 … 小さじ2 ・顆粒コンソメ … 小さじ1 ・水 … 150ml ・生クリーム … 100ml ・クレソン(飾り用・お好みで) … 2〜3本

作り方(調理時間:20分)

① レモンは半分を薄くスライスし、残りの半分は果汁を搾る。タマネギは薄切りにする。アスパラガスは根元の硬い部分を1cmほど切り落とし、残りの部分を下から1/4の長さまでピーラーで薄く皮をむき、4cmの長さの斜め切りにする。 ② ブリはバットに入れ、醤油を回しかけて軽く揉み込み5分置く。その間にフライパンにオリーブオイルとタマネギを入れ中火で熱し、タマネギがしんなりするまで炒めて取り出す。 ③ ブリの水気をキッチンペーパーで拭き取り、小麦粉を薄くまぶして、②のフライパンで中火で熱し、ブリの表面の色が変わったら、もう片面も同様に焼く。 ④ ③に水とコンソメ、タマネギ、アスパラガスを加え、蓋をして時々混ぜながら中火で4分煮る。生クリームを加えて、沸騰させないようにしながら、とろみがつくまでさらに2分ほど煮る。 ⑤ レモン汁小さじ1/2を加え、塩、コショウ(分量外)で味を調えて器に盛り、レモンのスライスをのせ、お好みでクレソンを添える。
旬のブリを使った洋風アレンジレシピをご紹介した。 脂がのった最高においしいブリは、和食だけでなく、お洒落で華やかな洋風アレンジにもぴったり。 生でブリを使う場合は、冒頭でご紹介した方法で臭みを取れば手軽においしくいただけるので、ぜひ試してみてほしい。 【レシピ制作者プロフィール】 料理研究家/調理師 滝野千鶴 東京生まれ。物心ついたときからの料理好きで、料理をする母親をみて調理のコツを学び、独学で調理師の免許を取得。 その後、料理教室でフランス料理、イタリア料理などを学ぶ。また、子供が食物アレルギーを持っているため、子供の体質改善を目指して発酵料理についても学ぶ。 「大切な人にほっとしてもらえる料理」をモットーに、現在は食のコンテンツ企画制作会社フードクリエイティブファクトリーでレシピ開発や執筆などの執筆を行っている。 【調理・撮影】 フードクリエイティブファクトリー 「あなたとあなたの大切な人との暮らしをもっと穏やかで創造的に」を企業理念とする食のクリエイティブに特化した企画制作チーム。 食の企画、レシピ・商品開発、執筆、メディア出演、 イベントなどを手がけています。 HP:http://foodcreativefactory.com/ Twitter:https://twitter.com/fcf_staff?lang=ja Instagram:https://www.instagram.com/foodcreativefactory/
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