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カレー粉のおすすめは?注目すべきは原材料
カレー粉は、何十種類ものスパイスを組み合わせた調味料です。カレーの本場、インドの味を簡単に作れるようにとイギリスで生まれたもので、日本の食卓にも欠かせないものになっています。
カレー粉に使うスパイスや配合に決まりはありませんが、現在主に日本で市販されているカレー粉には、通常20種類から30種類のスパイスが使われています。
カレー粉に使われる主なスパイス
クミン・シード
セリ科の植物の種子で、独特の強い香りとほのかな辛味が特徴です。ほかのスパイスと組み合わせることで、より風味が引き立ちます。
また、お肉やお野菜などを炒める前に、クミン・シードを油で炒めて香りを引き出してから使うことが多いです。
ターメリック
カレーの黄色の元となるスパイスです。日本では「ウコン」と呼ばれる生姜科の植物の地下茎を粉末にしたものです。
少し土くささを感じさせる独特の香りとほろ苦い風味が特徴。生姜に似た形ですが、生姜のような辛みや香りはありません。
コリアンダー
葉の部分は「パクチー」と呼ばれる植物です。コリアンダーは、完熟した種子を摘みとって、乾燥させたもので、主に香りづけとして使われることの多いスパイス。
パクチーに比べるとクセがなく、甘く爽やかでほのかにスパイシーな香りが特徴です。
カルダモン
「香りの王様」や「スパイスの女王」などと呼ばれることがあるカルダモン。独特の強く爽やかな香りが特徴です。コリアンダーと同じく、カレーの香りづけに使われるスパイスです。
乾燥させたさやの中にある種子をつぶすなどして使うことが多いです。
チリペッパー
カレーの辛みの元になるチリペッパーは、乾燥した赤唐辛子のみを粉末にしたものを指すことが多いです。メーカーや製法によって呼び名が異なり、同じものを「レッドペッパー」「カイエンペッパー」として販売されている場合があります。
日本の「一味唐辛子」も同じ乾燥赤唐辛子の粉末ですが、一般的にはチリペッパーにくらべて粒が粗いものが多いです。
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