ライター : muccinpurin

製菓衛生師

元パティシエです。年に3〜4回東南アジアを旅して現地の食に触れ、料理を勉強するのがひそかな趣味。再現レシピや、料理の基本系の記事をメインに執筆しています。 お料理YouTube始めま…もっとみる

料理に「何か足りない…」そんなときは

料理の仕上げの段階で、「あれっ…何か足りない…」そんな風に思うことはありませんか?盛り付けも美しいのに、なんだかしっくり来なかったり……。 そんなときは、仕上げに「飾り食材」をあしらうだけで、全体が引き締まって料理がグッと映えるんです。 ほんのひと手間で料理の見た目が劇的に変化する、あると便利な「飾り食材」を見ていきましょう。

薬味としても使える!緑の食材

切り方でイメージチェンジ「万能ねぎ」

Photo by muccinpurin

飾り食材の定番「万能ねぎ」ひとつとっても、切り方しだいでまったく印象が変わります。 定番の小口切りに加え、斜め切り、先の部分をカットせずに料理に添えることもあります。
こちらは小口切りを使用した例。甘酢が絡んだ鶏肉の炒め物に、万能ねぎをあしらいました。 すでにれんこんの穴で見た目に動きがあるため、シンプルな小口切りで彩りだけを添えています。
こちらは半熟の炒り卵を添えたエビチリ。お皿全体で動きが少なく、のっぺりとした印象だったので、あえて斜め切りのねぎで動きを持たせました。 包丁の先をまな板に立て、手前に引くようにして切るとスパッと美しくカットできますよ。

洋風な料理に欠かせない「パセリ」

洋風の料理に欠かせない差し色といえば何といっても「パセリ」。 生のパセリを葉の部分だけ摘んで刻み、水分を取ってから冷凍しています。これならいつでもそのまま使えるので、ストックしておくととても便利ですよ。

パクチー(香草)・みつ葉・セリ

「よだれ鶏」の仕上げに、パクチー……ではなくみつ葉を添えて。 香りのいいパクチーですが、その独特な香りゆえに好き嫌いが分かれる食材ですよね。苦手な方はセリやみつ葉がおすすめです。 爽やかな香りと、立体的な葉っぱの形で、炒め物や煮物など茶色になりがちな料理に彩りを添えてくれます。
こちらは、七草粥ならぬセリだけをトッピングした「一草粥」。 葉の形が丸く、パクチーや三つ葉ともまた違った印象ですね。

Photo by muccinpurin

最近では、飾り用に葉が小ぶりな「姫みつば」という品種も流通しています。飾り用にちょうどいいボリュームで重宝しますよ。 ほかにも緑の飾り食材として多用するのがタイム。洋風の料理だけでなく、タルトなどのお菓子にも使えます。

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スープの仕上げにタイムを。 冬場は寒さに耐えるために木化(もっか)して茎が茶色く固いものが多いですが、夏場は青々として美しいものが出回ります。

ピリッとキュートな引き立て役♪ 「ピンクペッパー」

クリーム煮やシチューなど、白いソースにポチッとキュートに華を添える「ピンクペッパー」。 ブラックペッパーやホワイトペッパーなど、料理の味や風味を左右する調味料というよりは、彩りとして使われることが多いのがピンクペッパーです。 ウルシ科のコショウボクという木の果実を乾燥したもので、ほんのり香りがするだけで、特に辛くはありません。
シチューやクリームソースなど、白い料理にパセリと組み合わせて飾ると、一気に冬らしくクリスマスのような印象に。 カルパッチョやリエットの仕上げに彩りとしても使われます。

韓国料理の必須アイテム「糸唐辛子」

唐辛子を多用する韓国料理では、飾り食材でも唐辛子が登場します。 絡みの少ない唐辛子を乾燥させて細切りにした、まさに糸のような「糸唐辛子」は、香りこそ唐辛子ですが、ほとんど辛味を感じません。 鍋の仕上げにちょっとのせるだけで、本場韓国の雰囲気が増しますね!
鍋や煮込み料理など、差し色として赤がないときにパラリ。 糸のような細さなので、乾燥すると細かく砕けてしまいます。ジッパー付きの保存袋に入れてなるべく乾燥しないよう保管しましょう。
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