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パキスタン料理の特徴
南アジアに位置するパキスタンはインド、イラン、アフガニスタンなど多くの国と隣接しています。そのためパキスタン料理は独自のものとして発達したというよりは、さまざまな国の特徴が合わさって作られていきました。
おもにスパイスを効かせたものがメインで、カレーやビリヤニなど辛い料理が目白押し。しかしただ辛いだけでなく、奥深い味わいがあるのも特徴です。
【ごはんもの】パキスタン料理5選
1. シンディ・ビリヤニ
まずは知っている人も多い代表的な家庭料理「ビリヤニ」です。カレーの味付けをした野菜や肉とお米を一緒に炊き上げた、風味もボリュームも満点なひと品。
スパイスがしっかり効いていますがそこまで辛さはなく、日本人でもなじみのあるお味です。パキスタンではお祝いのときに振舞われることもあるのだとか。
2. ひよこ豆とお野菜のプラオ
ビリヤニと似ているけれどちょっと違うプラオはパキスタンの炊き込みご飯。こちらは野菜や肉をお米と一緒に炊き込みますが、辛さがほとんどなく、使っているスパイスも少なめ。
お米全体にいき渡った野菜や肉の旨味がダイレクトに感じられるやさしい味わいになっています。辛さがないぶん、パキスタンでは小さいお子さんに特に人気の料理なんですよ。
3. ラジマカライブーナ
ラジマカライブーナは赤金時豆をたっぷり使ったトマトベースのカレーのこと。カレーというとスパイスが効いた辛いものがメジャーですが、こちらは玉ねぎをたくさん使った甘みを感じられるマイルドな味わい。
赤金時豆の甘みとコクもあり、ホクホク感も感じられる、お豆のおいしさを堪能できるひと品です。
4. パキスタンチキンカレー
こちらはパキスタンで日常的に食べられているカレーです。何種類ものスパイスを使って辛さを際立たせているだけでなく、油を多く使うことから濃厚でコクのある味。
食べると思わず辛い! と言いたくなるでしょうが、キレのよい辛さの奥からどんどん旨味が広がってきます。
5. チャパティ
パキスタンの代表料理、カレーやお肉料理に欠かせないのがチャパティ。全粒粉と水をこねて作る薄いパンのようなもので、チャパティ自体の味はとっても淡白なもの。
しかしこれが味の濃いパキスタン料理のどれともピッタリマッチ◎ さまざまな料理の付け合せとして選ばれているひと品です。
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