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赤カレイってどんな魚?
赤カレイは、水深40~900mに生息しています。カレイ科アカガレイ属に分類され、体長はオスが25cm、メスが45cmほどで大きな口が特徴です。体全体が赤みがかかっているのが名前の由来。
地域によってミガレイやマガレイと呼ばれることもあり、福井県で水揚げされた赤カレイは「越前がれい」としてブランド化されています。
地域によってミガレイやマガレイと呼ばれることもあり、福井県で水揚げされた赤カレイは「越前がれい」としてブランド化されています。
主な産地と旬
赤カレイは、北海道のほかに日本海側で多く水揚げされます。鳥取県、兵庫県、福井県、石川県が中心。福島県をはじめとする太平洋側の東北地方でも水揚げされますよ。地域に関わらず9割以上が底引き漁で漁獲されます。
旬は地域によって異なるものの、産卵時期である冬から春は脂がのっておいしいです。なかでも、子持ち赤カレイは市場でも評価されています。
旬は地域によって異なるものの、産卵時期である冬から春は脂がのっておいしいです。なかでも、子持ち赤カレイは市場でも評価されています。
おいしい赤カレイの選び方
赤カレイは目が澄んできれいなもので、体の表面が透明感のあるヌメリに覆われているものが新鮮です。赤カレイ独特の赤色は鮮度の証ともいわれているので、全体が赤っぽいものを選ぶのがおすすめ。
体表の赤みが消えているものや、エラの内側が茶色っぽくなっているものは、鮮度が落ちている場合があるので避けましょう。
体表の赤みが消えているものや、エラの内側が茶色っぽくなっているものは、鮮度が落ちている場合があるので避けましょう。
赤カレイの下処理方法
赤カレイは5枚おろしにするとさまざまな料理に活用できて便利です。以下の手順を参考に下処理してくださいね。
1. 表と裏にあるウロコを落とす
2. 頭を切り落とし、内臓を取り出して水洗いする
3. 表の真ん中に中骨まで切り込みを入れる
4. 尾の付け根に十字の切り込みを入れる
5. 背びれの際に切り込みを入れる
6. 3の切り込みから中骨に沿うように包丁を入れ、切り分ける
7. おなか側も同様に切り分ける
8. 裏側も5~7の手順で切り分けたら完成
煮付けにする場合は、1~2の工程のあと真ん中で切ってもOKです。
1. 表と裏にあるウロコを落とす
2. 頭を切り落とし、内臓を取り出して水洗いする
3. 表の真ん中に中骨まで切り込みを入れる
4. 尾の付け根に十字の切り込みを入れる
5. 背びれの際に切り込みを入れる
6. 3の切り込みから中骨に沿うように包丁を入れ、切り分ける
7. おなか側も同様に切り分ける
8. 裏側も5~7の手順で切り分けたら完成
煮付けにする場合は、1~2の工程のあと真ん中で切ってもOKです。
赤カレイの人気レシピ5選
1. 赤カレイの煮付け
カレイの煮付けは和食の定番。赤カレイはクセがない淡泊な味なので、甘辛い煮付けにもってこいです。ごはんにも日本酒もよく合います。煮る前にさっと熱湯をかけてくさみを消すのがポイント。煮汁をかけながら煮ると、全体の味が染み込みますよ。
2. カレイのみぞれ煮
たっぷりの大根おろしを加えて煮付けるみぞれ煮。こちらのレシピでは、カレイを煮付ける前に油で揚げるひと手間をプラスします。カレイなら何でも合うので、赤カレイでもOK。淡泊なカレイにコクが増しておいしくなりますよ。
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