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ドイツ発の菓子パン「プレッツェル」とは
プレッツェルはドイツで誕生したパンのひとつ。「プレッツェル」の語源は、ラテン語の腕という言葉で、その名の通り腕組みをしたような独特な形をしています。ただほかにも修道士の腕という説や罪を犯したパン職人が恩赦を受けるために作った説など諸説あり、はっきりしたことはわかっていません。
ドイツで好まれるうちにほかの国にも広まり、その国独自のプレッツェルが誕生するようになりました。
ドイツで好まれるうちにほかの国にも広まり、その国独自のプレッツェルが誕生するようになりました。
プレッツェルの種類
本場ドイツのプレッツェルはやわらかく岩塩がまぶされていますが、アメリカのプレッツェルの主流は硬めのスナックタイプ、日本も同じくスティックタイプが主流です。
ポーランドで食べられているプレッツェルは、ベーグルのもとになったものといわれるやわらかいタイプ。スイス北部ではやわらかいプレッツェルをサンドイッチのパンにすることもあります。
家庭で作る場合の注意点
本場ドイツでは小麦粉とイーストで作った生地を、焼く前に水酸化ナトリウム水溶液に数秒間漬けてから焼き上げるという方法で独特な香ばしい風味やむっちりとした食感を出しています。
日本では調理中に中和され最終的に残存しない状態であれば、水酸化ナトリウムを使用することができますが、家庭での取り扱いはむずかしいので重曹で代用するのがおすすめ。手軽に購入でき、本格的な食感を再現できます。(※1)
日本では調理中に中和され最終的に残存しない状態であれば、水酸化ナトリウムを使用することができますが、家庭での取り扱いはむずかしいので重曹で代用するのがおすすめ。手軽に購入でき、本格的な食感を再現できます。(※1)
重曹で作る!プレッツェルの作り方
本場ドイツでは、ビールといっしょに味わう定番のおつまみですが、日本ではおやつとして食べられることが多いプレッツェル。ご紹介するのは王道の岩塩付きのソフトプレッツェルですが、レンジで発酵させるので時間も短めでラクラクです。
お店で食べるなら専門店「アンティアンズ」がおすすめ
アメリカで人気のアンティアンズが日本に上陸したのは、2010年11月のこと。サクサクなのにふわふわのプレッツェルは、お店で生地をこね焼き上げるので、いつでも焼きたてを味わうことができます。そのまま食べてもおいしいプレッツェルに、チーズやキャラメルのディップを付ける食べ方も人気です。
オリジナル プレッツェル
その名の通り、プレッツェルの本来の味を楽しめるプレーンタイプのプレッツェルです。きれいな焼き色が付いた生地の上には岩塩がふりかけてあり、甘さも控えめ。ちょっとお腹が空いたな、というときにもおすすめです。
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