鏡開きの日はいつ?

そもそも関西と関東では違う

正月に飾るものとして「門松」がありますよね。その門松を飾る期間のことを「松の内」と呼びます。鏡餅を飾る期間はこの「松の内」を目安とされていました。江戸時代の世は松の内を1月15日と定めていたため、この期間が過ぎた1月20日が鏡開きと考えていたようです。 ところが幕府の3代将軍徳川家光が4月20日に亡くなったことをきっかけに、20日が家光の月命日にあたるころから忌日とされるようになり、関東では鏡開きが1月11日に変更されました。 現在では鏡開きが前倒しになった影響で、松の内も1月7日に変更となっています。一方で幕府の影響がない関西の地域では、1月20日が鏡開きとなっています。

鏡開きのやり方

鏡餅を開くには、木槌などを使って少しずつ叩いて小さく分けていきましょう。鏡餅は年神様の精霊が宿っていると考えられています。鏡を割り、新しい生命を体に取り込むという意味があるので、包丁などを使って切らないようにしましょう。 切ったお餅は、お汁粉やお雑煮などにして食べるのがおすすめ。最近では大きなお餅型の容器のなかにあらかじめ小さくわけられたお餅が真空となっているものもあるので、この作業がずいぶん楽になりましたね。

割ったお餅の食べ方は?おすすめレシピ5選

1. ホワイトソースと合う!お餅のきのこグラタン風

ホワイトソースに絡めたお餅はとろみが出て相性抜群♪ チーズやしめじなどを絡ませて召し上がれ。お餅の腹持ちのよさでこれひと皿でおなかいっぱいになりそう。寒い日に身も心もぽかぽかになりそうですね。

2. 材料が少ないのにそのおいしさがニクい♪ アボカドチーズ餅

アボカドのうえにお餅やチーズをのせてこんがり焼けば完成の簡単レシピです。アボカドに熱を加えるとトロトロになってとてもクリーミーに♪ チーズのほどよい塩加減がクセになりますよ。材料も少なくてすむので、手早く朝食をとりたいあなたにもおすすめです。

3. 郷土料理に挑戦!具沢山な博多風お雑煮

博多風のお雑煮はとにかく具沢山なのがポイント。またお雑煮にはあご、昆布、干しシイタケでたっぷり出汁をとり、ぶりを使ってうま味をさらに引き出していきますよ。おつゆがお餅にしみてとってもおいしそうです。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ