関東と関西でも違う!日本の伝統文化「鏡開き」の由来とは

みなさん、鏡餅ってどうして鏡餅というかご存知ですか?毎年何となく飾っている縁起物も、その名前の由来や正しい鏡開きの日を知ることで伝統がぐっと身近なものになります。今回は2種類の鏡開きの方法やお餅のアレンジレシピもあわせてご紹介します。

2018年10月29日 更新

鏡開きとは?

なぜ「鏡開き」と言うの?

言葉の由来

「鏡」も「開く」も縁起をふまえたもの。さまざまな諸説があるなかで、神事の祈祷で使われてきた「鏡」と形を似せたところから「鏡」と呼ばれたといわれています。

「開く」は末広がりを意味する縁起のよい言葉であることから、これらを合わせて「鏡開き」と呼ばれるようになりました。

鏡開きの道具にも意味がある

鏡開きはもともと武家でおこなわれていた行事といわれています。武家にとって刃物を使ってお餅を切ることは「切腹」を連想されるものなので縁起が悪いとされ、刀は使われませんでした。

実際に鏡開きをするときは、木槌などを使っておこなわれます。

鏡開きの由来

今の鏡餅ができたのはいつ?

古来から、神事には鏡を祀るのが作法でした。鏡は神様の精霊をうつしとる役割があったのです。鏡餅を丸く作るのはこの形を似せたものです。そのため、鏡餅には年神様の精霊が宿っていると考えられています。

室町時代からは形態も派手になり、鏡餅に合わせてだいだいや、昆布などが飾られるようになりました。現在のような鏡餅になったのはこの時代からです。古代は鏡を形どって作られた「供え物」のお餅だったのが、しだいに年神様そのもの(ご神体)だと考えられるように変化していったのですね。

時代は江戸へ

江戸の武家社会では鎧などのそばに鏡餅(具足餅)が飾られ、女性は鏡台のそばに置き、それぞれの無病息災を願って正月の区切りとして鏡開きが行われるようになりました。精霊をわって食べることで新しい命を体に取り込むという考えは長い年月続けられてきたのです。

鏡開きをすることで、新しい1年を迎えようとする気持ちの切り替えを行っていたのでしょう。道場などでは、1年の区切りとして鏡開きが行われたあと、お汁粉がふるまわれるのですがそれも武家社会の名残だといわれています。(※諸説あります)

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