糖質制限中にワインを飲んでもいいか

糖質制限中にワインを飲んでも問題ありませんが、飲む量に注意が必要です。前述したように、グラス1杯のワインには、種類によって1.8〜13.9gの糖質が含まれています。

適正糖質の考え方では、嗜好品からの糖質摂取量の目安は一日10g以下です。ワインの糖質量だけで算出すると、赤ワイン、白ワインでは5杯まで、ロゼワインでは2杯まで、デザートワインは1/2杯程度が目安。ワインのほかにもおつまみやお菓子を食べる場合は、飲む量を調整する必要があります。(※1,2,3,4,5,11)

ダイエット中にワインを飲むコツ

グラス2杯程度までにする

一日に摂る嗜好品をワインだけとして糖質量で考えると、赤ワインや白ワインは一日5杯までとお伝えしましたが、一日のアルコール摂取量の目安は、純アルコール換算で20gが適度な飲酒量とされています。

純アルコール量20gは、ワインの場合グラス2杯程度です。また、女性はアルコール分解速度が男性より遅いため、より少ない量が推奨されています。(※1,3,11,12,13)

低カロリーなおつまみを選ぶ

アルコールには、胃の動きを活発化させて食欲を増進させる作用があります。また、アルコールのエネルギーが優先的に消費されるため、おつまみから摂ったエネルギーが後回しになり消費されにくくなるおそれが。

おつまみは低カロリーなもの、アルコールの代謝にかかわるビタミンB群やアミノ酸が含まれるものを選びましょう。(※8,14,15)

カロリー控えめ!ワインに合うヘルシーなおつまみ6選

1. 旨塩味玉

Photo by macaroni

調理時間:20分(※漬け込み時間は含みません。)

白だしで仕上げる、おつまみにぴったりな味玉。旨塩な風味がワインにも合いますよ。卵にはアルコールを分解する酵素の材料となる、たんぱく質が豊富です。(※16)

2. 鶏ささみのマスタードマリネ

Photo by macaroni

調理時間:15 分 (※漬け込み時間は含みません。)

ピリッと効く粒マスタードがポイントの、鶏ささみのマスタードマリネ。野菜の彩りが鮮やかです。鶏ささみは低カロリー高たんぱく質で、ダイエット中に取り入れやすい食材。おつまみでたんぱく質を摂るとアルコール代謝が促進されますよ。(※1,16)

3. ねぎ塩かつおサラダ

Photo by macaroni

調理時間:15分

かつおの刺身を使って、ボリュームたっぷりのおかずサラダに。低カロリーなレタスやみょうがなどの野菜と一緒にいただきましょう。かつおにはアルコール代謝に重要なナイアシンをはじめ、ビタミンB群が豊富に含まれていますよ。(※1,15)
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