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糖質を代謝する「ビタミンB1」
おからには、100gあたり0.11mgのビタミンB1が含まれています。
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換する際に欠かせない栄養素です。そのため、糖質を多く摂取する方は特に、積極的に摂る必要があります。また、玉ねぎやにんにくに含まれるアリシンと組み合わせることで、吸収率が上がりますよ。(※1,8)
ビタミンB1は糖質をエネルギーに変換する際に欠かせない栄養素です。そのため、糖質を多く摂取する方は特に、積極的に摂る必要があります。また、玉ねぎやにんにくに含まれるアリシンと組み合わせることで、吸収率が上がりますよ。(※1,8)
強い抗酸化作用を持つ「ビタミンE」
おからには、100gあたり0.4mgのビタミンEが含まれています。
ビタミンEは強い抗酸化作用を持つことで有名です。抗酸化作用とは、酸素を利用することで増える活性酸素から身体を守る(酸化を抑える)はたらきのこと。そのため、老化対策にも役立ち別名若返りのビタミンとも呼ばれています。そのほかにも、LDL(悪玉)コレステロールの減少したり血圧を下げたりする作用もありますよ。(※1,9,10)
ビタミンEは強い抗酸化作用を持つことで有名です。抗酸化作用とは、酸素を利用することで増える活性酸素から身体を守る(酸化を抑える)はたらきのこと。そのため、老化対策にも役立ち別名若返りのビタミンとも呼ばれています。そのほかにも、LDL(悪玉)コレステロールの減少したり血圧を下げたりする作用もありますよ。(※1,9,10)
女性ホルモン様作用を持つ「イソフラボン」
大豆に含まれる天然成分であるイソフラボン。ポリフェノール類の仲間で、えぐみ成分のひとつと考えられています。
イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た作用を持つことで知られていますよ。加齢とともに分泌量が減少するエストロゲン。その対策にイソフラボンは役立ちます。肌の新陳代謝を促進したり、骨を丈夫にしたりするはたらきが期待できますよ。(※11,12)
イソフラボンは、女性ホルモンのエストロゲンと似た作用を持つことで知られていますよ。加齢とともに分泌量が減少するエストロゲン。その対策にイソフラボンは役立ちます。肌の新陳代謝を促進したり、骨を丈夫にしたりするはたらきが期待できますよ。(※11,12)
肥満対策に役立つ「サポニン」
大豆・大豆製品などの豆科の植物に豊富に含まれるサポニン。サポニンには、余分な脂肪の蓄積を抑制するはたらきがあり、脂肪燃焼を促進するアディポネクチンの分泌を促進する作用も期待できますよ。
そのため、肥満対策に役立つという嬉しい面も。ほかにも、サポニンは抗酸化作用や免疫力を高めるはたらきがありますよ。(※13)
そのため、肥満対策に役立つという嬉しい面も。ほかにも、サポニンは抗酸化作用や免疫力を高めるはたらきがありますよ。(※13)
おからと豆腐の栄養価の違い
カロリー | たんぱく質 | 脂質 | 糖質 | 食物繊維 | カリウム | カルシウム | 鉄 | ビタミンB1 | ビタミンE | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
おから(生) | 88kcal | 6.1g | 3.6g | 2.3g | 11.5g | 350mg | 81mg | 1.3mg | 0.11mg | 0.4mg |
木綿豆腐 | 73kcal | 7.0g | 4.9g | 0.4g | 1.1g | 110mg | 93mg | 1.5mg | 0.09mg | 0.2mg |
絹ごし豆腐 | 56kcal | 5.3g | 3.5g | 1.1g | 0.9g | 150mg | 75mg | 1.2mg | 0.11mg | 0.1mg |
おからと豆腐でどのくらい栄養価が違うのか、100gあたりで比較してみましょう。
カロリーに関しては、3種類のなかではおからがもっとも高く88kcal。絹ごし豆腐と約30kcalの差があります。また、おからと豆腐に含まれる栄養価の大きな違いが食物繊維とカリウムの含有量です。食物繊維は約10~13倍、カリウムは約2~3倍も含まれていますよ。
カロリーに関しては、3種類のなかではおからがもっとも高く88kcal。絹ごし豆腐と約30kcalの差があります。また、おからと豆腐に含まれる栄養価の大きな違いが食物繊維とカリウムの含有量です。食物繊維は約10~13倍、カリウムは約2~3倍も含まれていますよ。
おからの栄養を効率的に摂れるおすすめの食べ方
おすすめの食べ方
- お菓子作りに活用する
- カサ増し食材として使う
- 食事の最初におからを食べる
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。