2. お鍋を火にかける

Photo by shucyan

お鍋を加熱し、昆布はお湯が沸騰する直前に引き上げます。昆布を煮込んでしまうとエグミやヌメリが出てしまうのでご注意を。お好みで昆布だけでなく、乾燥した椎茸を加えると味に深みが増しますが、入れ過ぎるとつゆ全面が椎茸味になってしまいますので、脇役程度に。

3. 調味料を加える

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昆布を取り出したら調味料を加えます。塩を完全に溶かしたいので最初に入れ、次いでお酒とみりんをいれてアルコール分を飛ばします。最後におしょうゆを加えて味を調整。製品によって塩分が違いますので、味をみながら何度かに分けて入れると失敗がありません。

4. 具材を煮込む

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いよいよ具材を煮込みますが、ねぎは甘くトロリとしたお好きなかたは最初からよく煮込み、シャッキリとした歯応えがお好きなかたは、浅く煮込んでください。まぐろは刺身用なら生でも食べられるます。煮込み過ぎると身が固くなってしまうので、様子を見ながら。

まぐろの部位

元々は大トロを使った料理ですが、現代では大トロは高価で加熱してしまうのはもったいないので、切り落としや比較的安価で脂が乗った、びんちょうまぐろがおすすめです。

ネギの切り方

ねぎは太いものを選んで筒切りにしましょう。煮込むほどにトロりとした食感と甘みが魅力です。焼きねぎを使ってもOKです。シャッキリ感と生臭さを抑える辛味がお好みなら、斜め切りにしてさっとゆがくようにして召し上がってください。

具材をプラスしても

本来は脂の多い大トロをサッパリと食べるためにねぎだけが合わされていた鍋物ですが、これだけでは栄養が偏ってしまいそうです。お豆腐やほかのお野菜、きのこなどを加えておいしくいただきましょう。セリや春菊などの青菜もおすすめです。

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