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この秋にはじめてみたい「干し野菜」
気持ちのよい秋晴れの日に、おうちで「干し野菜」を作ってみませんか?干し野菜は、切って干すだけで簡単にできるうえ、旨味が凝縮していておいしく、調理の手間を省けたり保存に便利だったりと、魅力がいっぱいなんです。
使うものは「竹ざる」などの風通しのよい道具と、太陽の光だけ!だれでも簡単に作り始められます。今回は、筆者が実際に野菜を干す過程をご紹介しながら、「干し野菜の作り方」を詳しくお伝えいたします。
干し野菜に使う道具
干し野菜に使う道具に適しているのは、「竹ざる」などの風をよく通すもの。家庭によくある金属製のざるや揚げ物を切る網なども使えるので、わざわざ買いそろえなくてもOKです。
また、市販の干し野菜用のネットは効率よく上手に干せるので、たくさん作る場合には持っていると便利ですよ。
「干し野菜」を作る手順
1. 洗う
干す道具を用意したら、あとは干すのみ!さっそく作業にとりかかりましょう。まず、野菜をよく洗って汚れなどを落とします。
洗い終わったら、しっかりと水気を拭き取り、カビが生えるのを防ぎます。
2. 野菜をカットし、必要があれば下処理も
野菜を切ります。トマトやきゅうりなどのアクがないものは、切ったら下処理なしでそのまま干せます。ミニトマトは断面のかわいさを意識して、横半分にカット♪
野菜の切り方はお好みで。乾かせる日数を考えて、切り方を工夫してみるとよいでしょう。今回はなすは輪切りに、さつまいもは細切りにしてみました。
ともにアクが強いので、水にさらしてアク抜きをしてから水気を拭き取っておきましたよ。
3. ざるに並べる
切った野菜を竹ざるに並べます。少しすき間をあけて、重ならないようにします。
今回干す野菜は、「実野菜」からミニトマト、なす。「根菜」からにんじん、れんこん、大根、ラディッシュ、さつまいも。「葉野菜」から長ネギ。「きのこ類」からしめじ、そしてすだちとりんご、庭に生えていたハーブも加えました。盛りだくさんです♪
4. 干す
日あたりがよく風が通る場所で干します。庭やベランダ、また、室内でも太陽があたり風通しがよい窓辺なら干せますよ。
種類によっては2~3日かかるので、天気予報の確認は必要です。夕方日がかげってきたら取り込み、翌朝また干し始めます。
途中で上下を返したり、位置を移動させたりしてまんべんなく日にあたるようにするのがコツですよ♪
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